
星空は、どうやれば綺麗に撮れるの?
設定はいつもと違うの?



星空撮影は一眼レフカメラの醍醐味の1つですよね
星空は、スマホと一眼レフで天と地ほど写真に差が出るので、一眼レフを買ったメリットを強く感じることができます。
スマホでは撮れない写真が撮れるので、めちゃくちゃ楽しいです!
今回は、一眼レフカメラを使って星空を綺麗に撮る方法を解説します。
これから星空を初めて撮りに行く、上手く撮れないと悩んでいる方の参考になると思うので最後まで読んでいってください。
・必要な機材やアクセサリーは
・どんな設定で撮影するのか
・ピントの合わせ方(MF)
それでは解説していきましょう!
必要な機材やアクセサリー
星空撮影に必要な機材やアクセサリーはこちら。
- 一眼レフカメラ
- レンズ
- 三脚
- レリーズ



1つずつ解説していきます
一眼レフカメラ(フルサイズ)
星空の撮影は、暗闇の撮影になるためISO感度をあげて撮影します。
ISO感度をあげてもノイズが発生しにくいのは、イメージセンサーの大きなカメラです。
イメージセンサーは、フルサイズ>APS-C>マイクロフォーサーズの順で大きいです!
つまり、一眼レフカメラ(フルサイズ)が最も星空撮影にはおすすめです!
ISO感度についてはこちらで解説




レンズ
F値が低いと…
F値が低ければ低いほど、ISO感度を上げる必要がなくなります。
その結果、ノイズの無い写真を撮ることができます。
星空の写真を綺麗に撮影したい人は、できるだけF値の低いレンズを選びましょう。
広角レンズだと…


広角レンズで星空を撮影することで、迫力のある星空を撮影できます。
夜空一面に広がる満天の星空を撮りたいと言う人は、広角レンズを選びましょう。
目安としては、24mm(35mm換算)以下のレンズがおすすめ!
焦点距離や35mm換算についてはこちらで解説しています。


三脚
スローシャッターを使用するので、その間カメラが動かないようにする必要があります。
三脚がない場合は、地面に置いたりすることで代用できますが、好きな角度・画角で撮れなくなります。
三脚についてはこちらの記事で解説しています


僕が使ってる三脚のレビューはこちら


レリーズ
セルフタイマーを使うことで代用できます。
しかし、セルフタイマーの数秒を待つ時間が勿体無いのでレリーズがおすすめです。
1000円程度で購入できるので、星空撮影には持っていきたいアクセサリーです。
また、星空以外にも夜景や野鳥などの撮影など他の撮影にも使えるので是非揃えておきましょう!


どんな設定で撮影するのか



次に、カメラの設定方法について解説ます。
- F値は、最小値
- シャッタースピードは、8秒〜30秒
- ISO感度は、3200〜6400
F値
F値は、光をできる限り多く取り込みたいのでできる限り小さな値に設定します。
そうすることでISO感度を低く設定でき、ノイズの少ない綺麗な写真を撮ることができます。
シャッタースピード
理由は、星は撮影中も移動しているため、長い秒数で撮影すると星が「点」ではなく「線」で写ってしまいます。


そのため、ある程度光も取り込めて、星も点で写りやすい8秒前後がおすすめです!
ISO感度は、3200〜6400
ISO感度はできる限り小さい値に設定したいところですが、暗闇での撮影のため思うように低くはできません。
カメラにもよりますが、3200〜6400ぐらいがノイズが気にならない限界値です。
この間で設定して撮るようにしましょう。
何度も撮り直そう
決め打ちで、この設定で撮れば絶対に綺麗に撮れるという設定はありません。
そのため、撮ってみて確認して設定を調整する。というのを繰り返します。
特に調整が必要になるのがピントです。
ピントの合わせ方
なぜなら、星にはAFでピントが合わないからです。
カメラのフォーカスモードをMFに変更し、フォーカスリングを回してピントを合わせます。
できる限り星がぼやけないよう、画面を拡大しながらピントを合わせましょう!


まとめ



いいカメラを持つと、星空を撮影したくなるのは僕だけでしょうか?
僕はカメラを買ってすぐに星空を撮影しにいきました!
当時撮った写真がこちらです。





割といい感じに撮れてるような気がする。
これは、マイクロフォーサーズのOLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡのキットレンズで撮ったんですが…
キットレンズでもある程度の写真は撮ることができます!
なので、入門機でキットレンズしか持ってないから星空は撮れないと思う必要はありませんよ!
どんどん色んな被写体に挑戦して、腕前を上げていきましょう。
そんじゃまた!
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