マニュアルフォーカスってどうやってピントを合わせるの
AFに慣れていると分かりにくいですよね
今回は、マニュアルフォーカス(以下MF)を使ったピントの合わせ方や、ピントが合わない時の対処法を解説します。
こんな人におすすめの記事です
- MFのピントの合わせ方
- ピントが合わない時の調整方法
オールドレンズやフィルムカメラに興味がある人は、まずこちらの記事を読んでみてください。
マニュアルフォーカスのピントの合わせ方
当然ですがマニュアルフォーカスは、自分でピントを合わせる必要があります。
ピントを合わせるコツは、拡大機能(MFアシスト)を使うことです。
また、ファインダーではなく液晶モニターを見ながら撮影しましょう!
では、手順を説明したいと思います。
カメラ本体の設定で、MFアシストとピーキング表示を「入」に設定しましょう。
- MFアシスト…画像が拡大される
- ピーキング…ピントが合っている点を赤く表示する
被写体にカメラを向け、液晶モニターを確認しながらフォーカスリングを回します。
ファインダーを覗いてもできますが、液晶モニターの方が圧倒的に楽です。
ファインダーを覗きながらピントを合わせていると、知らぬ間に動いてしまっておりピントが合っていなかったということが発生します。
ピーキングを「入」にしているので、ピントが合うと赤く表示されるので分かりやすいです!
また、フォーカスリングを回すとMFアシストの機能で画像が拡大され、さらにピントを合わせやすくなります。
MFでは、被写体との距離が変わるとピントが合わなくなってしまいます。
そのため、ピントを合わせたタイミングですぐにシャッターを切るようにしましょう!
ピントが合わない時の調整方法
ピントが合わない方は以下を試してみてください。
- MFアシスト、ピーキングを使っていない場合は使う
- F値を少し絞ってみる
- F値が最大になっている場合は少し戻してみる
MFアシスト、ピーキングを使っていない場合は使う
先ほど説明した方法で撮っていない人は、まずそちらを試してみてください。
ファインダーでピーキング表示も無しに撮っていたら、なかなかピントが合いません。
拡大表示して、ピーキング表示して撮影してみましょう。
(カメラによっては、この機能がない場合もあります)
F値を絞ってみる
建物にも、人にもピントを合わせたいのに…
という場合は、F値を絞って(大きく)みてください。
F値を大きくすると、ピーキング表示で赤くなる場所が増えると思います。
F値が最大にしている場合は少し戻してみる
オールドレンズを使用している場合、マウントアダプターを使っている人も多いと思います。
マウントアダプターにも性能があり、使えればいいやと適当なものを購入すると思わぬ事態を招くことがあります。
それが、「オーバーインフ」と呼ばれる現象です。
例えば、普通のレンズでF2.8〜F22まであると、ボディでF値をあげていくと最大でF22となり最もピントが合う範囲が広くなります。
オールドレンズの場合、F値はレンズの絞りリングで調整します。
一番端っこまで回せば、F22になるのが普通ですが、実際はF20になってしまうということです。
そのため、ちょっと絞りリングを最大まで回すちょっと手前に、F値が最大になる場所がある可能性があるということです。
まとめ
ということで、今回はマニュアルフォーカスのピントの合わせ方や、合わない時の対処法について解説しました。
MFのオールドレンズは、非常におしゃれ・エモい写真が撮れるのでめちゃくちゃ好きです!
種類もたくさんあるので、色々買っていろんな写真が撮りたいと思っています。
普通のレンズと使い勝手が違うことは知っていると思うので、お家で撮影練習をしてみることをおすすめします。
当日使い方わからないと焦るし…
そんじゃまた!
コメント