レンズフードって何のために付いてるの?
レンズフードは、屋外の撮影で活躍します。
どんな時に必要か、どんなメリットがあるか解説します。
レンズフードは、色々な役割があるので知っておくと役立つ機会が多いです!
綺麗な写真を撮るためにも、レンズフードの役割をしっかり理解しておきましょう。
初心者に嬉しいメリットもあるので最後まで読んでいってください。
こんな人におすすめの記事です
- レンズフードが何か知りたい
- レンズフードのメリットを知らない
- 綺麗な写真を撮れるようになりたい
それでは解説していきましょう!
役割だけが知りたい!という人は最初の方は読み飛ばしください
レンズフードとは
レンズを購入すると、よくレンズフードが付属品として付いてきます。
レンズ購入時に付いてくるのは純正品です。
レンズフードを無くした時や付属されていなかった時は、サードパーティ製でも代用することができます。
レンズフードには多くのメリットがあるので、初心者の人は是非持っておくことをおすすめします!
2種類の形状
レンズフードには2種類の形状があります。
望遠レンズや、単焦点レンズは基本的に右側の円筒状のレンズフードです。
標準・広角レンズには花型と呼ばれる写真の左側の形状をしたレンズフードになります。
形状は違えど基本的に用途は同じです。
広角レンズに、円筒状のレンズフードを装着すると、写真の端に写り込んでしまうため花型になっています。
本当は、円筒の方が不要な光を遮ることができますが、上記のような理由から切り込みが入っています。
メーカーの企業努力が感じられます!
レンズフードの価格は
レンズフードは、ランクや純正かどうかなどによってピンキリです。
僕が持っているSONYの55mm単焦点レンズのレンズフード(純正品)だと2000円強です。
ですが、HAKUBAというサードパーティ製の互換品は、数百円で購入できます。
品質を信頼して互換品を購入するか、メーカーの純正品にこだわるかは好みです。
僕は、純正品を購入して長く愛用したい派です
このように、レンズフードは数百円から高いものだと数万円のものまであります。
まずは、純正の一般的なレンズフードを購入するのがおすすめです。
レンズフードの役割・効果
レンズフードの役割・メリットは主に2つあります。
- 逆光撮影でクリアな写真が撮れる
- レンズを守る
逆光撮影でクリアな写真が撮れる
逆光で撮影をする時に、フードを付けないと不要な光が映り込むことがあります。
この不要な光のことを「フレア」と呼びます。
フレアを写真に意図的に入れるテクニックもありますが、基本的には入らない方が良いものです。
このような、光が強い逆光撮影でもレンズフードを装着するとクリアな写真を撮ることができます。
眩しい時に帽子を被ったり、目の上に手を当てたりしますよね?
レンズフードは、レンズにとっての帽子の役割とイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
レンズフードがあれば、逆光でも綺麗に写真が撮れます
レンズを守る
レンズフードは色んな物から大切なレンズを守ってくれます。
- ぶつけるなどの物理的な衝撃
- 雨粒や砂埃
- 手で触った時の指紋
ぶつけるなどの物理的な衝撃
レンズフードを装着することで、ぶつかけた時に傷から大切なレンズを守ってくれます!
大切に扱っていても、不意にぶつけたり・転んだり・落としたりということは必ず発生します。
長年使ったレンズフードを見てみると、細かい傷から大きな傷もあります。
それらの傷からレンズを守ってくれたと思うと、付けていて良かったと思います。
そういう意味で、レンズを長持ちさせてくれるので初期費用は少し高くても買う価値があります!
いざという時のためにレンズフードは大切な役割を持ってます
雨粒や砂埃
雨が降っている時や、砂埃が舞うシーンでは雨粒や砂の付着・混入を防いでくれます。
レンズに雨粒がついてしまうと、雨粒が写ってしまうので撮影は困難です。
雨が降っている時でもどうしても撮りたいという時は、必須アイテムです。
また、砂埃がレンズの隙間などから混入してしまうことからも守ってくれます。
水や砂埃が混入すると、レンズが誤作動を起こしたり最悪の場合、故障してしまいます。
そのような、故障からもレンズフードは守ってくれるのでできる限り付けておくと良いです。
特に外で撮影する人は必須です
手で触った時の指紋
レンズって気をつけても直接手で触ってしまうもんです
レンズフードを付けておくと、レンズフードに手に当たるので事前に防げます。
指紋には油分が含まれるので、落とすのが意外とめんどくさいです。
僕が使ってるレンズペンを使うと簡単に落ちるんですが、メガネクリーナーだとなかなか落ちません。
また、触った自覚があれば拭けば済みますが、触ったことに気づかないこともあります。
撮った写真を見て、なんか汚れてるな…と思ってレンズを見たら指紋が付いてた!なんてことも。
折角撮ってきた写真が全部ボツになるなんてことになりかねません。
初心者の人は常に装着しておけば良いと思います
じゃあどんな時に外した方がいいの?と思うと思います。
なので、次にレンズフードが必要な時と不要な時を撮影シーン別に説明したいと思います。
レンズフードが必要な時と不要な時
レンズフードがどんな時に必要か、どんな時に不要か説明していきたいと思います。
レンズフードが必要な時
レンズフードは、先ほどの理由からもと屋外での撮影時に必要思っておきましょう。
屋外撮影でのレンズフードのメリットは、先ほど説明した通りです。
- 逆光などでの撮影時でもフレアが発生しにくい
- 雨粒や砂埃が付くのを防げる
- 転んだ時やぶつけた時にレンズ守る!
レンズフードが不要な時
では、逆にレンズフードが不要な時はどんな時かというと、次の3点です。
- 屋内での撮影
- 至近距離での撮影
- フラッシュ撮影
屋内での撮影
屋内での撮影では、強い光が入ることが少ないためレンズフードは不要です。
転んだりすることも屋内の場合は少ないと思います。
子供やペットを撮る時など、撮影者の意思とは関係なくぶつかる可能性のあるシーンでは、レンズフードを付けておきましょう。
至近距離での撮影
花などを大きくボカすために、被写体に近づくことがあります。
ほとんど0距離でくっついて撮る時は、被写体にレンズフードが当たるので外しましょう。
外だから必ず付けなきゃ!と思うのではなく、基本的に付けといて撮影シーンに合わせて付け外ししましょう。
フラッシュ撮影
理由は、フラッシュの光をレンズフードが遮ってしまうからです。
フラッシュを使っているのに、思った明るさで撮れないということが発生してしまいます。
わざわざフラッシュ撮影しているのに、写真が暗くなるので注意しましょう。
レンズフードの付け方
レンズフードは簡単に装着することができます。
まず、レンズとレンズフードにあるマークを確認しましょう。
純正品の場合は、大抵のマークがあります。
マークがない場合は、適当に合わせると奥に沈む場所があると思います
そのマークを合わせて、くるっと回転させると「カチッ」と音がして固定されます。
これだけで簡単にレンズフードをつけることができます。
レンズフードのタイプによっては、外すときにボタンを押しながら外すタイプもあります。
外れないからといって、力ずくで外そうとしないように注意してください。
レンズフードが不要な時の収納テクニック
反対向きに付けるメリットは、コンパクトに収納できることです。
付け方は、前向き後ろ向きどっちも一緒です。
レンズフードを反対に向けて回すと、カチッとハマります。
全く邪魔にならずに運ぶことができるので、持ち運びの際にはおすすめです。
僕は基本的にレンズから外すことはないです。
向きは違えど常に付けています!
持っていくのを忘れることも防止できます
まとめ
レンズフードは、重要な役割を持ってることを理解いただけましたでしょうか
僕も初めてカメラ買った時は、何のためにあるのか分からず収納ケースに放置していました。
カメラについて学んで初めて、レンズフードの大切さに気づきました。
初心者の頃はレンズフードの大切さになかなか気づけなくて当然です。
なんか付けてたら「レンズでかくなってかっこいいな〜」ぐらいに思うと思います。
なので、この記事を読んで1人でも多くの人にレンズフードの役割や効果が伝われば嬉しく思います。
あなたのレンズを守るためにも必要なアイテムなので、是非レンズを購入したら一緒に購入するようにしましょう。
そんじゃまた!
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