オートでピントを合わせてくれるのに、わざわざ手で合わせる必要ある?
僕もそう思ってました!
ですが、オートフォーカスはどんなシーンでも万能に活躍するわけではありません。
そんな時のためにマニュアルフォーカスってあるんですね。
こんな人におすすめの記事です
- マニュアルフォーカスが何か知りたい
- マニュアルフォーカスの使い道を知りたい
- オールドレンズに興味がある
それでは解説していきましょう!
AFは万能じゃない
AFは万能ではなく、意図した場所にピントが合わないことがある
例えばこんな経験ないでしょうか?
桜が目の前に咲いて、奥には建物がある。
よし!桜を前ボケにして建物を撮ろう!
あれ?桜にピントが合って、奥の建物にピントが合わない!
撮りたい被写体にピントが合わず、近いものにピントが合ってしまう…
何とか隙間を探して奥の撮りたい被写体にピント合わせる。
僕はカメラを始めてから、半年ぐらいこれで悩んでいました。
しかし、MFを覚えてからこのもどかしさを無くすことができました!
MFの存在意義
面倒くさそうに聞こえますが、実際は「意図したところに確実にピントを合わせられる」というメリットがあります。
MFを使うと、先ほどの桜にピントが合ってしまって写真が撮れないということはなくなり、確実に奥の建物にピントを合わせられます。
その他にも、こんなメリットがあります。
広角の撮影での意図した被写体にピントを合わせられる
この写真は、あべのハルカスから撮った写真ですが。
この夜景撮影を広角レンズで撮影した時に、広い範囲にピントが合ってしまって・・・
んのぉぉぉx〜ピントはそこじゃなぁぁい!
と、本来は通天閣にピントを合わせたいのに中央のビルにピントが合ってしまっていました。
そんな時も、MFで画面を拡大して通天閣にピントを合わせられました!
F値を高くして撮影しても、端から端までピントが合うわけではありません。
そのため、これを最も綺麗に写したいという被写体にMFでピントを合わせます!
オールドレンズの練習になる
古いレンズには、AF機能がなく多くのものはMFで「手動」でピントを合わせる必要があります。
なんでそんなレンズ使うの?と思われると思います。
古いレンズには古いレンズ特有の写りというのがあって、今の言葉でいうと「エモい」写真が撮れるんです。
最近で言うと、フィルムカメラの「写ルンです」が流行ったのと同じような良さがあります。
いざ使おうと思った時にMFが上手く扱えないと、折角の撮影なのに、良い写真が撮れないという残念なことになります。
オールドレンズは、MFができないから「AFに変更」という融通が効かないので残念な写真になる可能性が高いです。
そうならないためにも「融通が効く」レンズで練習をしておくべきだと思います。
オールドレンズの詳しい記事はこちらから!
まとめ
今回はMFの存在意義というと大袈裟ですが、どんな時に使うのかについて説明しました。
本来はもっと用途はありますが、沢山紹介すると「難しい」印象なるのでこの辺にしときます!
少しはMFの存在意義がわかったか〜?
カメラを本格的に始める方は必ず通る道なので、理解しておいた方がいいと思います。
MFの具体的な使い方に関しても、今後書くと思いますので参考にしていただければ嬉しいです!
そんじゃまた!
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