【レンズレビュー】SONY FE 24-70mm F2.8 GM Ⅱ|旧型からの変更点は?

ゆーたそ

新しいGMレンズが発売されましたね!!

標準域レンズなので、気になっている方も多いのではないのでしょうか?

実際に僕もSONYストアにお邪魔して、実機を触ってきましたので正直にレビューしていきたいと思います。

すでに旧型を持っている方、今回を機にGMレンズに手を出してみたいと考えている方
どちらの方にも役立つ内容になっていますので最後まで読んでいってください。

こんな人におすすめの記事です

  • SONY FE 24-70mm F2.8 GM Ⅱが気になっている
  • 大三元レンズが欲しい
  • 旧型のFE 24-70mm F2.8 GMからの乗り換えを考えている

それでは紹介していきましょう。

目次

SONY FE 24-70mm F2.8 GM Ⅱ

カタログスペック

まずは、一覧でスペックを記載するとこのようになります。

SONYの技術をふんだんに使われた、描写力など何をとっても一級品のG Masterレンズです!

SONYユーザーなら誰しもが憧れるレンズですよね!

ゆーたそ

さすがGMといった写りで、裏切りません!

各部操作

SONY公式より引用

1. ズームリング
2. フォーカスホールドボタン(レンズ上部およびレンズ左側面)
3. フォーカスリング
4. フォーカスモードスイッチ
5. 絞りリング
6. アイリスロックスイッチ
7. ズーム操作感切り換えスイッチ(レンズ右側面)
8. 絞りリングクリック切り換えスイッチ(レンズ右側面)

ゆーたそ

こちらもさすがGMといった、妥協の無い作りになっています。

絞りリングクリック切り換えスイッチもあり、動画撮影にも考慮された作りです。
スムーズにボケ感を変えられるので重宝します。

また、アイリスロックスイッチという聞き慣れないスイッチがあります。
これが何かと言うと、勝手にF値が変わることを防ぐためのスイッチです。

このレンズには絞りリングが付いているので、何かが当たってしまって勝手にF値が変わってしまうことがあります。
このアイリスロックスイッチをONにしておくことで、F値をロックすることができます!

[ロック有効]

撮影中不用意に絞り値が変わってしまわないよう「A」ポジションに固定、もしくはF2.8からF22の間で動かす

[ロック無効]

「A」からF2.8の間で絞りリングをシームレスに動かす

https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL2470GM2/feature_1.html#L1_170

旧型からの変更点

では次に、最も気になる旧型と何が違うの?という点を紹介したいと思います。

GMⅡになって大きく進化したのは、以下の3点です。

  1. 重さ
  2. サイズ
  3. 最短撮影距離
ゆーたそ

比較してみましょう

新型(GM Ⅱ)
旧型
  • 重さ:695g
  • サイズ:87.8✖︎119.9mm
  • 最短撮影距離:21(w)-30cm(T)
  • 重さ:886g
  • サイズ:87.6✖︎136mm
  • 最短撮影距離:38cm

※その他の変更点については本記事下の方の「このレンズの良い点」にまとめています。

重さ

重さは何と、20%も軽減されています!

SONY公式より引用

具体的には191g軽くなっています。

想像しやすいものとしては、自販機とかで売られている缶コーヒー1本分ぐらいです。

たったそれだけと思われた方もいると思いますが、この差はかなり大きいです。

まず、当たり前ですが写真はレンズだけでは撮れません。
ボディと一緒に撮るため、写真を撮る時はボディの重さも加算されます。

スナップだと、半日手に持ちっぱなしということもあるので200g軽いだけで、かなり快適になります。

また、撮影に行く時はレンズだけでなく、ボディ・三脚・交換用レンズ・バッグ・その他備品など持ち歩くものは沢山あります。

1つずつのアイテムを軽量化できれば、持ち物の総重量を減らせるので撮影のストレスを低減することができます

ゆーたそ

重さは撮影の敵です・・・
これは写真を続けると分かります

サイズ

SONY公式より引用

サイズもコンパクトになっています。

レンズの長さが16mm短くなっています。
実際に見てみましたが、数字以上にコンパクトに見えます!

重さもそうですが、持ち運びやすさや機動性が非常に良くなるのでかなり重要なポイントです!

ゆーたそ

やっぱり軽量・コンパクトは正義です。

軽量コンパクトにこだわると、性能を落としてしまう結果になりがちですが、こちらはGMレンズなので性能も抜群です。

最短撮影距離

最短撮影距離が最大17cmも短くなっています!

ゆーたそ

これにはゆーたそもビックリです!

最短撮影距離が短くなったことで、より被写体に近寄って撮影することができます

旧型のGMレンズよりも、より大きなボケを楽しむことができます!

被写体にかなり寄れるので、マクロのような撮影を楽しむことができます。

SONY公式より引用

僕としても、ここは非常に大きな変更点・進化した点です!
被写体に寄れるようになると、表現の幅が広がるので大きなメリットです。

このレンズの懸念点

このレンズの懸念点は、金額だけです。
その他については、満点の性能だと僕は思います!

このレンズ、現時点価格で

¥267,300(Amazon)

現在の価格はこちらから

ゆーたそ

う〜んお高い・・・

ですが、このレンズは標準域でいうと最高級のレンズなのでこの上は存在しません。

何回も妥協して買い直すより、最高級の満足する1本をというのが僕の考えです。

金額が金額なだけに悩む気持ちは非常に理解できますが、検討する価値は十分にあるレンズだと思います!

このレンズの良い点

  • 高いAF性能
  • 美しい円形ボケ
  • 逆光耐性が高い

高いAF性能

AF(オートフォーカス)の性能が向上しています。

ズーム中のフォーカス追随性能が旧型の約2倍に向上しています。

美しい円形ボケ

SONY公式より引用

絞り羽が、旧型から2枚増えています。

絞り羽が増えると、ボケの丸さがより綺麗な円になります

F値を絞っていくと、ボケもカクカクになっていきます。
ですが、絞り羽が増えることでF値を絞っても円形を保てるようになります!

逆光耐性が高い

SONY公式より引用

ソニーの独自のレンズのコーティングにより、フレアゴーストを防いでいます。

逆光性能が高いので、逆光でふわっとした写真を撮りたいシーンでもクリアで綺麗な写真を撮ることができます

逆光は活用する頻度が高いので、嬉しいですね!!

フレアやゴーストに関してはこちらの記事で解説しています。

まとめ

今回は、新しいGMレンズ(大三元標準域レンズ)を紹介しました。

ゆーたそ

最初にも言った通り、誰もが一度は憧れるレンズだと思います。

結論

旧型に比べ、重さ・サイズ・最短撮影距離・AF性能・ボケ・逆光性能など大きく進化している。

僕は、購入検討対象になるレンズだと断言できます。

ですが、カメラへの意欲や持っているレンズによっても変わってくると思います。
なので、僕なりの意見をまとめたいと思います。

①カメラ意欲高く、大三元レンズを持っていない購入を強く勧めたい
②カメラ意欲高く、既に大三元レンズを持っている持ってるレンズの販売価格から差額を計算して財布と相談
③カメラ意欲低く、大三元レンズを持っていないサードパーティ製の大三元レンズがおすすめ
④カメラ意欲低く、既に大三元レンズを持っている購入の検討不要

すでに他のレンズや旧型を持っている人は、現時点でそのレンズがいくらで売れるかメルカリなどで調べてみましょう。

その金額を、GMⅡの購入価格から引いて、その差額が見合うかどうかを検討してみてください!

実際の負担金額 = GMⅡ購入価格 – 持ってるレンズ販売価格

あなたのレンズ選びの参考になれば嬉しく思います!

ブログ村リンク画像

そんじゃまた!

Profile
大阪でシステムエンジニアをしている初心者カメラマンのゆーたそです!
ScubaDivingで海の生き物を撮ったことをきっかけに、本格的に写真にハマりました。
そして遂にSONYのフォトコンテストで最優秀賞をいただきました。
撮影機材は、SONY α7RVをメインで使っています。
カメラを始めたい・始めてみたけど他のサイトは専門的過ぎて分からない!もっと初心者でも分かりやすく簡単に説明して欲しい。という声に応えるためにこのブログを運営しています。
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