α7Ⅳは、前機種のα7Ⅲとどう違うの。
買うならどっちの方がいいんだろう。
僕もα7Ⅲを持っている身として気になっていました。
調べながら正確な情報をまとめていきたいと思います。
新しいカメラが発売されると、良いものだという先入観と盛り上がりで勢いに任せて購入してしまう人もいると思います。
ですが、α7Ⅳは本当にあなたにマッチしたカメラでしょうか?
僕は、100人が100人にα7Ⅳがマッチするとは思いません!
α7Ⅳをおすすめできる人できない人、その理由について初心者にも分かりやすいよう説明していきたいと思います。
α7Ⅲを持っている人は特に必読の内容になっています。
・α7Ⅳのスペックや価格について
・α7Ⅳのスペック比較
・α7Ⅳのデメリット
・α7Ⅳのメリット
・あなたにおすすめのモデルはどっち?
それでは、α7Ⅳのカメラのスペックを含め解説していきましょう。
α7Ⅳのスペックや価格について
全てのスペックは書ききれないので、重要なポイントに絞って書きたいと思います。
全体的にグッと底上げされたような印象です。
中でも、動画性能に関してかなり進化した印象を強く感じます。
α7Ⅳのスペック比較
それでは、α7Ⅲとスペックの比較をしてみましょう。
スペック項目 | α7Ⅳ スペック値 | α7Ⅲ スペック値 |
---|---|---|
価格 | 328,900 円(税込) | 252,868 円(税込) |
ボディサイズ (幅×高さ×奥行mm) | 131.3 × 96.4 × 79.8 | 126.9 × 95.6 × 73.7 |
重さ | 658g | 650g |
画素数 | 約3300万画素 | 約2420画素 |
ファインダー解像度 | 369万ドット | 236万ドット |
液晶モニター解像度 | 104万ドット | 92万ドット |
モニター可動方式 | バリアングル | チルト |
測距輝度範囲 | -4~20(F2.0 レンズ) | -3~20(F2.0 レンズ) |
ホワイトバランスセンサー | あり | なし |
タッチ操作 | メニュー操作、マルチポイント | メニュー操作 |
手振れ補正 | 5.5段 | 5段 |
アクティブ手振れ補正 | あり | なし |
HDMI | タイプA | タイプD |
連写速度 | ~10コマ/秒(圧縮RAW) ~6コマ/秒 (非圧縮RAW) | ~10コマ/秒 |
連続撮影枚数 | 6fps 非圧縮RAW RAW:1000 非圧縮RAW:1000 | 10fps 非圧縮RAW RAW:89 非圧縮RAW:40 |
ロスレスRAW | あり | なし |
動画記録方式 | MPEG-4 AVC/H.264 MPEG-H HEVC/H.265 | MPEG-4 AVC/H.264 |
動画記録形式 | XAVC S XAVC S-I XAVC HS 4:2:2 10bit | XAVC S AVCHD 4:2:0 8bit |
4K撮影 | 60p UHD ~600Mbps | ~30p UHD ~100Mbps |
クロップ | 4K 30p なし 4K 60p S35 | 4K 24p なし 4K 30p ×1.60 |
カラーコレクション | クリエイティブルック 10種 | クリエイティブスタイル 13種 |
フォーカスマップ ブリージング補正 鳥瞳AF 美肌モード | 対応 | なし |
画素数の向上や、バリアングルが僕としては魅力的な部分です。
逆に価格が高いのが気になります。
公式からも動画がアップされているので、興味のある人は見てみてください。
α7Ⅳの位置付けについて
α7Ⅳの位置付けは簡単に言うと以下になります。
- α7Ⅲからスペックが底上げされた中級者向けモデル
- α7SⅢに近づいたが及ばない、動画性能
- α7Ⅲからステップアップしたい人におすすめのモデル
動画をメインにしたい人は、α7SⅢがおすすめです。
α7Ⅳのデメリット
α7Ⅳのデメリットは1点です。
エントリーモデルにしては、価格が高すぎる。
これからSONYのカメラを使いたいという人に、30万円というのはハードルが高すぎるように感じます。
確かにα7Ⅳはすごくいいカメラですが、初心者には良さが分かりにくいと思います。
写真をメインに使うのであれば尚更です。
中古のカメラを購入するのは怖い、どうやって買えばいいか分からないという人はこちらの記事を読んでみてください。
>>【裏技】失敗しない中古レンズの選び方|最安で購入する方法も紹介
レンズを中古価格からさらにお得に購入する方法も書いています。
色んな意味で、初めてのカメラにはα7Ⅲがおすすめです。
理由は2つあります
- 写真はα7Ⅲのスペックで十分
- α7Ⅳが発売されたことで中古価格が落ちる可能性
写真はα7Ⅲのスペックで十分
確かに、画素数が上がっていたり、バリアングルになっているというメリットはあります。
ですが、そこに10万円以上のメリットを感じますか?
画素数が上がることは良いことだけではありません。
例えば、暗所での撮影が苦手だったりします
このような事を知らずに「新製品だから」と購入してしまうと、思ったように写真が撮れないといったことになります。
写真性能においては、α7Ⅲにも十分な性能がありますので、初めてのカメラを検討している人にはおすすめです。
α7Ⅳが発売されたことで中古価格が落ちる可能性
実際に、α7Ⅲも少し価格が落ちています。
新製品が発売されるこのタイミング以降に購入するのがタイミング的には、ベストだと思います。
α7Ⅳのメリット
α7Ⅳは、先ほどから説明している通りの内容ですがもう一度おさらいすると。
- 画素数が約2420画素から3300画素になった
- バリアングルに対応した
- 動画性能が向上した
- 動物瞳AFの向上(鳥)
画素数が約2420画素から3300画素になった
画素数が上がると単純に綺麗な写真になります。
綺麗と言っているのは、色味が綺麗という意味ではなく、写真を拡大してもくっきりするという意味です。
2420から3300画素になるとどれくらい綺麗になるのかというと、正直目で見る分には分かりずらいです。
スマホで写真を見る人にとっては、全く分からないレベルです。
PCで写真を見る、印刷して飾りたいという人にはメリットが大きいと思います。
バリアングルに対応した
バリアングルの何が良いのかというと、高い位置・低い位置から写真が撮りやすい。
モニターがレンズ側を向くので、自撮りもしやすい。
バリアングルについては、写真を撮る人・動画を撮る人どちらにとっても大きなメリットです。
動物瞳AFの向上(鳥)
人間、犬猫に加え鳥の瞳に自動でフォーカスしてくれる機能が追加されました。
野鳥などを撮りたい人にとっては、ありがたい機能ではないでしょうか
動画性能が向上した
10bit 4:2:2 all-intra 600Mbpsに対応したことや、4K60p撮影が可能になりました。
難しいことはさておき、上位モデルであるα7SⅢなどと近しいスペックになったと思ってもらえればと思います。
バリアングル対応も加わり、かなり動画でも使いやすくなったモデルとなりました!
あなたにおすすめのモデルは
実際、あなたにどちらのモデルが合っているかについて
こんな人におすすめというのを簡単にまとめてみましたので是非参考にしてください!
一緒に買うレンズは何が良い
初めてのカメラ購入で失敗したくない人、今後も写真を楽見たい人は絶対に読んでおきましょう。
>>【カメラは本体だけ買え】初心者にレンズキットがいらない理由|失敗談あり
じゃあ何のレンズを一緒に買えば良いかというと、中古の小三元レンズです。
理由は、キットレンズに比べ綺麗な写真が撮れ、それほど財布にダメージがなく購入できるからです。
ちなみにSONYの小三元レンズはこちらになります。
中古価格では4万円台で売られているので、比較的お財布に優しいレンズです。
中古でレンズを購入するのが不安な方は是非こちらを読んでみてください。
>>【裏技】失敗しない中古レンズの選び方|最安で購入する方法も紹介
レンズを中古価格からさらにお得に購入する方法も書いています。
まとめ
新しいから良いに決まってる!盛り上がってるから勢いで購入!と考えていた人に届いて、一度踏みとどまって考えるきっかけになる記事になれば幸いです。
この記事を読んだ上で、α7Ⅳの購入をするもよし、α7Ⅲを購入するもよしです!
その他にも、購入に役立つ記事をたくさん書いていますので、是非色々読んでいっていただけると嬉しいです!
あなたにピッタリのカメラが見つかるといいですね!!
そんじゃまた!
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