一眼レフらしいボケ感のある写真を撮りたい。
どうすればボケを自由自在にできるの?
カメラを持ったら、ボケ感のある写真撮りたくなりますよね!
今回は、一眼レフの醍醐味であるボケ感のある写真の撮り方を紹介したいと思います。
こんな人におすすめの記事です
- カメラ初心者でボケ感のある写真を撮りたい
- どうやったら写真がボケるか知りたい
- どんなレンズが良いか分からない
この記事を読めば、ボケ感のあるおしゃれな写真が撮れるようになります。
それでは、解説していきましょう!
ボケを活かした写真を撮る方法
まず、設定ひとつで出来る最も簡単な方法を紹介します。
強いボケを楽しむなら、F値を小さくしましょう
F値を小さくすると、ピントが合う範囲が狭くなりピントを合わせた場所以外はボケます。
F値が小さければ小さいほど、ボケ感は強くなります。
F値を変更すると、ボケ感を操作できます
F値についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
F値を小さくすれば確かにボケ感は強くなりますが、最強のボケ感を得ることはできません。
では、どうすれば最強のボケ感を得られるのかを説明していきたいと思います。
ボケは奥が深い!
ボケを最大限に発揮する写真の撮り方
より強いボケを撮りたい人は、設定だけではなく撮り方も意識しましょう
撮り方で意識したいポイントは2つです。
- 被写体にできるだけ近づくこと
- できるだけズームして(望遠)で撮ること
被写体にできるだけ近づくこと
背景に何が写っているかわからないぐらいボカしたいなら、被写体に出来るだけ近づきましょう。
1歩2歩で写真の印象は大きく変わります。
これはカメラの専門用語で、被写界深度というものが関係しています。
少し難しい内容ですが、ボケの仕組みを深く理解できます。
もっとボケを細かくイメージ通りにしたい人は理解しておくことをおすすめします!
>>【図解】被写界深度とは?レンズやF値との関係性
僕も感覚を掴むまですごく時間がかかりました。
できるだけズームして(望遠)で撮ること
ズームレンズを使っている場合は、最も望遠(遠くを写せる状態)で撮りましょう。
実際に撮ってみて、もっとボカしたいと思うならさらに望遠のレンズを買いましょう。
望遠のレンズじゃなくても、F値を小さくできるレンズでもOKです!
300mm以上は異次元の世界が広がってます
ボケの種類
ボケ感の強い写真を撮るには、ボケの種類を理解しておく必要があります。
ボケの種類は3つあるのでボケマスターになるため覚えておきましょう!
全部読んだあなたはボケマスター認定です
- 前ボケ
- 背景ボケ
- 玉ボケ(丸ボケ)
前ボケ
カメラと、被写体の間にボカす用のモノを入れることで前ボケを作ることができます。
前ボケについて詳しく以下の記事で紹介しています!
前ボケをうまく使うと、迫力ある写真が撮れたり、ふんわりエアリーな可愛い写真を撮ることができます。
前ボケは、ポートレートでも使われますが風景や花の写真などに良く使われるイメージです。
色々なシーンで応用することができます
背景ボケ
背景ボケは、代表的なボケなので知っている人も多いはず
背景ボケは、最近のスマホでも「ポートレートモード」とかでできますね。
しかし、ボケの「とろみ」が一眼レフカメラでは桁違いに綺麗です。
また、ボケ感を自由自在にコントロールできるのが一眼レフの醍醐味だと思います。
撮影方法は、先ほど説明した通りなので試してみてください。
- F値を小さくして撮影する
- 被写体に近づく
- ズームして撮影する
玉ボケ(丸ボケ)
めっちゃくちゃインスタ映えします!
サンプルの写真としてはこんな感じです。
背景に丸いボケがありますね
冬シーズンは、イルミネーションで電球を玉ボケさせるとふわふわした写真を撮ることができます。
背景ボケと一緒?
鋭い!
唯一違う点としては、「丸くなりそうな光源」ということ。
丸くなりそうな光源は、電球だけではなく他にもこんな物があります。
- 水面のきらきらした反射光
- 木漏れ日
- 夜のビルの明かり
イルミネーションを撮る時に、ライト1つを撮っても寂しいですよね。
そんな時は、写真全体に玉ボケを入れて、中央に被写体を写すと被写体が引き立つ写真になります!
例えば、こんな写真
まとめ
ボケは、一眼レフカメラの最大最強のメリットです。
今回の知識は、スマホでは撮れない写真を撮るためにも理解しておきましょう!
ボケのある写真を撮るための3つの要素。
- F値を小さくして撮影する
- 被写体に近づく
- ズームして撮影する
何か撮る時は、すぐにカメラを構えるのではなく周囲を見渡しましょう。
前や後ろにボケを活かせそうなモノを探して、写真にボケを入れてみましょう!
あなたの写真が一気に華やかになります
是非、色んなボケを使った写真を撮って、おしゃれで華やかな写真を撮ってみましょう。
そんじゃまた!
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