もっと華やかな写真を撮りたい。
奥行き感がない写真しか撮れないのはなんで?
背景だけがボケている写真をよく見かけます。
背景がボケているといい感じ雰囲気に見えますが、もうひと工夫でより華やかな写真になります。
読めばすぐに試せるテクニックなので、初心者にもおすすめです!
こんな人におすすめの記事です
- エアリーで華やかな写真を撮りたい
- 写真がのっぺりしていて奥行き感がない
- ワンランク上の写真を撮りたい
ということで今回は、前ボケについて説明していきたいと思います。
折角、綺麗な場所で・良いカメラで撮るなら、是非身に付けてもらいたいテクニックです。
それでは解説していきましょう!
前ボケにはどんな効果がある?
前ボケは色々な場面で使う事ができます。
例えばこの写真ですが、梅の花を撮りに行った時の写真です。
これも写真上の方で、前ボケを使っています。
カメラに向かって伸びている梅の花を前ボケとして利用することで、この写真に奥行き感を出しています。
この前ボケがないと、のっぺりとした2次元の写真のように見えてしまいます…
その他にもこんな効果が・・・
- エアリーな雰囲気の写真が撮れる
- 背景に入れたくない物は前ボケで隠せる
- 写真に奥行き感をだせる
エアリーな雰囲気の写真が撮れる
実際に前ボケを意識した写真をお見せします。
写真の大部分に鮮やかな青や黄色の前ボケが入っているので、エアリーな雰囲気になっていると思います。
このように、色鮮やかなものがある場合は写真に大きく前ボケとして入れることでエアリーな写真を撮ることが出来ます。
よりエアリーな写真を目指したい人は、現像の際に彩度を上げたり・色を少し変えてみるのもおすすめです!
>>初心者の僕でも使えた現像ソフト(Luminar4)の使い方を解説!
背景に入れたくないものは前ボケで隠せる
前ボケを上手く利用することで、写真に入れたくない物を排除することが出来ます。
お花畑や自然の撮影では、どうしても写ってほしくない雑草や木々が写り込んでしまいます。
そんな時に役だつのが前ボケです。
図の通り、写したくないものに被写体を被せて撮影することで写真から消すことが出来ます!
写真に奥行き感をだせる
前ボケを活用することで、写真に奥行き感を出すことができます。
写真には大きく3つの要素、前景・中景・遠景があります。
これは簡単なことで、カメラから近距離・中距離・遠距離の景色という意味です。
この3つの要素が写真に入っていると、奥行き感のある写真になります。
例えばこちらの写真を見てください。
こちらの写真は、このように前景・中景・遠景があります。
そのため、近いものがどれで、遠いものがどれかがハッキリするので、写真を見た時に距離感が掴みやすいです。
距離感が掴めると、脳内で風景をイメージできるので自然と奥行き感を感じることができます。
実際にどのようにして前ボケを撮るのか解説していきましょう。
前ボケの撮り方
前ボケの撮影方法は簡単です!
- 被写体とカメラの間に、前ボケさせたい物を挟む
- F値をできるだけ小さい値にする
イメージとしてはこんな感じ。
レンズに付いちゃう!というとこまで寄るといい感じにボケます!
F値を小さくすることで、ボケが大きくなります。(トロトロになります)
F値って何?と思われた方は以下の記事を読んでみてください!
>>F値完全理解:ボケと明るさの関係性とは
前ボケを撮るのは簡単ですが、どんな風に撮るのかというところが難しいので、色々と撮ってみましょう!
被写体の周りの空いてるスペースに、前ボケを入れるように意識する。
暗い場所や、空などの空間に前ボケを意識的に入れてみる!
僕も最初はよく分からなかったんですけど、撮っていくうちに少しずつ良い写真が撮れるようになりました!
まとめ
今回は、前ボケの効果や、撮り方について説明しました。
- 前ボケは、被写体より手前の物をぼかして撮影すること。
- 鮮やかなものをを大きく前ボケさせるとエアリーな写真になる。
- 写したくない物は前ボケで隠せる。
- 奥行き感を写真に出したい時は、前ボケを意識する。
- 前ボケは、ボカすものに寄ってF値を小さくして撮る
知ってるのと、知らないのでは、写真の出来栄えに雲泥の差ができます。
前ボケを知っていると、撮り方の選択肢が広がり、色々なパターンの写真を撮ることが出来るようになります。
場所やシーンを選ばず良い写真が撮れるようになる!
前ボケは、ボカすものを探すのが一番大変です。
色々撮ってみてどんなものが前ボケに適しているのか研究してみてください。
他の人の写真の前ボケを観察してみるのも効果的です。
是非、参考にしていただけると嬉しいです。
そんじゃまた!
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