人の目が赤く写ってしまう原因は何?
赤目にならないよう対策をしたい。
赤目の対策は意外と簡単に解決できます
ストロボ・フラッシュ撮影を行うと発生する「赤目」の問題。
折角、モデルさんを綺麗に撮れているのに目が赤くなっていては台無しですよね。
そうならないためにも今回は、その赤目の原因と対策方法を解説していきたいと思います。
こんな人におすすめの記事です
- 写真で赤目になる原因を知りたい
- 赤目にならない対策方法を知りたい
- フラッシュを使った撮影をする予定の人
それでは解説していきましょう!
赤目になる原因
まず赤目の原因について説明します
原因をしっかり理解しておくことで、撮影現場で困った時に柔軟に対応できるようになります。
フラッシュを使うシーンの多くは、暗い場所での撮影だと思います。
暗い場所では、人間の瞳孔(黒目)は大きく開いています。
そこにフラッシュを当てると目の奥まで光が入ってしまい、赤く反射してしまうということです。
カメラ内蔵のフラッシュはレンズと近いため、目の赤い反射を写しやすいです。
そのため、レンズと離れた位置で使える外付けのフラッシュを使うことも赤目軽減の効果があります。
次に、外付けフラッシュ以外の簡単にできる赤目の対策方法について紹介していきます!
僕が使っているストロボを紹介した記事もあるので気になる方は読んでみてください。
写真で赤目になる時の対策方法
どれも知っていれば直ぐに試せるので、絶対に覚えておきましょう。
- フラッシュを使わずに撮影する
- カメラの「赤目軽減機能」を使用する
- フラッシュを直接目に当てないようにする
- 撮影直前に明るい光を見ておく
1つずつ詳しく説明していきます!
フラッシュを使わずに撮影する
フラッシュを使うと赤目になってしまうので、フラッシュを使わないで撮影をします。
暗いからフラッシュ使ってるのに。
フラッシュがないと顔が真っ暗だよ
もちろんそうですよね
ですが、カメラの設定で何とかカバーできるなら、設定を変えて明るく撮れるようにしましょう。
- F値を小さくする(開放側にする)
- シャッタースピードを遅くする
- ISO感度を上げる
“暗い”の程度によりますが、ある程度はカメラ側の設定でカバーできると思います。
写真を撮る前に、周りを見渡してみて顔を照らしてくれるような光源が無いか探してみましょう。
小さな灯りでも、カメラにとっては頼りになることがあります
カメラの「赤目軽減機能」を使用する
最近のカメラには、「赤目軽減」機能が付いていることが多いです。
赤目軽減を使うと、普通に撮影してもカメラが勝手に赤目を軽減してくれます。
100%無くせないので、他の対策方法と併せて使うのがおすすめです。
お持ちのカメラの機種で、赤目軽減とネット検索すると設定方法が出てくると思います。
それを見ながら設定してみてください。
設定だけなので最も簡単かつ、効果が得られやすい対策方法です
フラッシュを直接目に当てないようにする
天井にフラッシュの光を当て、反射(バウンス)させて人の顔に光を当てることを「天井バウンス」と呼びます。
直接目に光を当てないようにできるため、赤目軽減の効果があります。
撮影直前に明るい光を見ておく
暗い場所で、撮影する前にモデルさんに少し明るい光を見ておいてもらいます。
街灯でもいいですし、周りに光源がなければスマホのライトでもOKです!
モデルさんに10秒ぐらい光を見てもらって、すぐに撮影しましょう。
すると、モデルさんの黒目が小さくなるので赤目になりにくくなります。
ですが、少しずつ黒目も暗闇に合わせようと大きくなりますので、早めにササっと撮るのがポイントです。
まとめ
今回は、フラッシュ撮影で赤目になる時の対策方法を解説しました。
- フラッシュを使わずに撮影する
- カメラの「赤目軽減機能」を使用する
- フラッシュを直接目に当てないようにする
- 撮影直前に明るい光を見ておく
- (外付けのフラッシュを使う)
難しい知識・設定ではなく簡単に試せる方法ばかりなので、是非試してみてください。
ポートレート撮影で目が綺麗に写らないと、残念な結果になってしまいます。
そうならないためにも、事前にしっかり原因と対策方法を理解しておきましょう!
そんじゃまた!
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