カメラのレリーズってなに?
夜景撮影などに必要なアイテムです。
是非覚えておきましょう。
今回は手ブレを完全に無くせるアイテム「レリーズ」を紹介したいと思います。
レリーズはカメラのシャッターを押すことのできる、いわばリモコンのようなものです。
夜景や花火などの撮影や、長時間露光での撮影で星空を明るく撮影する時にも活躍します!
ワンランク上の撮影を目指したい方におすすめのアイテムです。
今回は、レリーズの必要性やその機能について紹介したいと思います。
こんな人におすすめの記事です
- レリーズが何か知りたい
- どんな撮影にレリーズが必要か知りたい
- おすすめのレリーズは?
- レリーズがない時はどうすればいいか知りたい
この記事を読めば、スマホでは撮れなかった夜景の写真や望遠の写真を撮れるようになります。
それでは説明していきましょう!
レリーズとは
シャッターボタンの代わりのリモコンと理解してもらってOKです!
有線や無線など、いろんな種類のレリーズがあります
レリーズの役割
レリーズの役割は主に2つです。
- 手ブレを抑える
- 自動でシャッターを切ってくれる
手ブレを抑える
夜景などは長秒露光を利用して撮影を行います。
そのため、本体のシャッターを押したときの揺れですらブレの原因なります。
レリーズを使えば、カメラ本体に一切触れることなくシャッターを切れます。
カメラに触れなければ揺れることはないので、ブレのない写真を撮ることができます!
自動でシャッターを切ってくれる
一部のレリーズには、インターバルタイマー機能があり、一定間隔で自動でシャッターを切ってくれます。
後ほど詳しく紹介しますが、そのようにカメラに無い機能を補完する役割もあります!
どんな撮影にレリーズは必要?
夜景写真
夜景はF値を絞って撮ることが多くシャッタースピードが遅くなります。
シャッタースピードが1秒を超えると手持ち撮影が難しいので、三脚が必要になります。
三脚とレリーズを組み合わせて使うことで、ブレのない写真を撮ることができます。
生き物の写真
生き物の撮影では、ファインダーを覗いてシャッターを切るとシャッターチャンスを逃します。
理由は、ミラーレスのカメラは目の前の映像をデータ化してファインダーに表示しているからです。
一瞬ですが、リアルタイムとは誤差が生じてしまいます。
野鳥の飛び立つ瞬間などは、0コンマ何秒の世界なので、その一瞬ですらタイムラグを無くす必要があります。
その点、レリーズは肉眼で野鳥を見ながら手元でシャッターを切れるので、シャッターチャンスを逃すことがありません。
被写体を見ながら、動いた瞬間にシャッターを切れるというのがポイント!
望遠レンズとレリーズを組み合わせることで、動物の動き始めの0.1秒を撮影することができます。
望遠写真
望遠写真は、レンズが大きくなるので手ブレが発生しやすいです。
また、カメラは望遠にするほど、ちょっとした手ブレも大きなブレになってしまいます。
そのため、三脚とレリーズを組み合わせてブレの無い写真を撮る必要があります。
スマホでもズームすると、ちょっと手が動いただけで画面がすごく揺れた経験ないですか?それと同じ原理です!
花火の撮影(バルブ撮影)
バルブモードは、シャッターを押している間シャッターを開けっぱなしにするというモードです。
シャッタースピード=シャッターボタンを押してる秒数
例えば、花火などを撮影する際に花火が上がってから何秒後に消えるかは予測できませんよね。
そのため、撮影者の手元でシャッターの開け閉めをしてあげる必要があります。
バルブモードを頻繁に使う人は、シャッターボタンにロック機能があるレリーズを選ぶと便利です!
ロックしておけば、長時間露光中にシャッターボタンを指で押し続ける必要がなくなります。
指が疲れにくいのでおすすめです
レリーズの選び方
レリーズを選ぶ上で、ポイントが3つあります。
- メーカーをどこにするか
- 有線式と無線式
- インターバルタイマー機能の有無
メーカーをどこにするか
レリーズのメーカーには大きく2つの選択肢があります。
- 純正品
- サードパーティ製
純正品
カメラのメーカーが出している製品のことです。
(SONY・CANON・NIKONなどです)
各メーカー純正のレリーズはこちらです
SONY
CANON
NIKON
少し値段は高くなりますが、最も信頼のおけるメーカーであることは間違いないです。
お持ちのカメラに対応していることを必ず確認してください!
サードパーティー製
カメラとは別メーカーの製品のことです。
僕もサードパーティ製のレリーズを使っていますが今のところ不満はありません。
最もレリーズで有名なのは、ROWAというメーカーです!
僕もROWAのレリーズを愛用させていただいております。
有線か無線か
有線・無線でのメリットとデメリットを紹介します!
有線タイプ
有線は、カメラとレリーズを直接コードで繋ぐタイプのことです。
手元の操作が直接カメラに届くので、操作が出来なかったということはありません。
有線は、確実に操作が出来る安心感がありますが、線が邪魔に感じることもあります。
風景写真を撮る上では感じることはありませんが、自撮りや集合写真はセルフタイマーで行うことになります。
無線タイプ
無線タイプは、カメラとレリーズの間にケーブルがないタイプのことです。
赤外線通信を使って離れた場所から、ポケットの中からでもシャッターを押すことができます。
無線は非常に便利ですが、撮れてると思ったら撮れていなかったということが発生する可能性があります。
珍しい被写体など、撮り直しがきかないようなシーンでは有線がおすすめです!
インターバルタイマー機能の有無で選ぶ
星の軌跡の撮影を行うときなどに使います。
少し上級者用の機能ですが、今後のためにあって損はありません。
僕の使ってるロワジャパンのレリーズにもこの機能が付いています。
レリーズが無い時の対処法
レリーズを持っていないから夜景撮影できないのかぁ
そんなことないです!
レリーズが無くてもブレない撮影方法があります!
レリーズをまだ持ってない人や、家に忘れた人はセルフタイマーを使いましょう!
セルフタイマーを最短の秒数に設定して撮影すると、ブレを無くすことができます。
結果として、レリーズを使った時と同様の写真を撮ることができます!
デメリットとしては、そのセルフタイマーの数秒かかってしまう点です。
もし、レリーズをまだお持ちでない人は試してみてください。
セルフタイマー「2秒」など設定できる最短の秒数で撮りましょう。
まとめ
今回はカメラのアイテム「レリーズ」について紹介しました。
レリーズと三脚は長秒露光の撮影の必須アイテムなので、是非セットで持っていきましょう。
写真の世界はとても細かく小さなこだわりの積み重ねです
シャッター押すときのブレ!?
最初はそう思っていましたが、今では手放せないアイテムになっています。
是非あなたも、レリーズを使ってちょっとだけ写真をこだわって撮ってみませんか?
この記事を参考にして、良い写真を撮りにいきましょう。
そんじゃまた!
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