【mmとは】カメラ:レンズの画角と焦点距離について解説

悩む人

レンズとかの何mmってなに?
大きいと何かいいことでもあんの。

ゆーたそ

最初はイメージしにくいですね

今回は、今後のレンズ選びにも重要なカメラの画角・焦点距離について解説します。

この記事を読めば、レンズの何mmの意味はもちろん、撮りたいイメージにでレンズを選べるようになります。
今まで以上に、思い通りの写真を撮ることができるようになるので初心者の方は必見です!

この記事を読むとこんなことが分かります

・画角・焦点距離とは
・どこからが広角・望遠?
・シーンごとのおすすめの画角

それでは説明していきましょう。

目次

画角・焦点距離(mm)とは

結論

画角:カメラで撮影した時に、実際に写る範囲を角度で表したもの

焦点距離:どれだけ遠くの被写体を写せるか数値化したもの

悩む人

何か分かりにくい

ゆーたそ

もう少し噛み砕いて解説していきます

画角が広いと、広い範囲が1枚の写真に収まります。
画角が狭いと、狭い範囲(遠い被写体)が写真いっぱいに写ります。

また、画角が広いことを広角と言い、画角が狭いことを望遠と呼びます。

そのため、広く写せるレンズを広角レンズ・遠くを写せるレンズを望遠レンズと呼ぶんです。

  • 画角が広い:広角
  • 画角が狭い:望遠

じゃあどれぐらい広く写ったら広角と呼ぶのか…ということが気になったと思います。

その「広く」とか「遠く」とかを数値化したのが「焦点距離」です。

焦点距離は、何mmという単位で表現され、数字が小さい方が広角で大きい方が望遠になります!

どこからが広角で・どこからが望遠か

ゆーたそ

望遠ってよく聞きますが、広角というのは僕もカメラを始めて知った言葉です。

では、何ミリのことを「広角」「望遠」と呼ぶのか理解しておきましょう。

広角:〜35mm
標準:35~70mm
望遠:70mm~

これは全て35mm換算での画角のことを指します!
35mm換算がわからない方はこちらの記事で説明しています。

イメージ的には、あなたが目で見ているより広く撮れるのは広角
遠くのものが撮れるのは望遠です。
だいたい同じかな、と思う画角が標準です!

シーンごとのおすすめの画角

ゆーたそ

どんなレンズでも撮り方次第ですが、僕のおすすすめのシーンごとの画角を紹介します。

  • 星空:広角(15mm)
  • 風景:広角~標準(24mm~70mm)
  • 花 :中望遠(150mm)
  • 人 :標準〜中望遠(50mm~150mm)

星空

広大な風景や、満天の星空は広角で撮るとよりその迫力が伝わります。
星空は、広角一択です。これは間違いない。

広大な景色を一枚の写真に収めたいというシーンでは広角で撮影するのがおすすめ。

風景

風景は、広角〜望遠まで使います。
その中でも、頻繁に使う画角は広角〜標準です。

広大な景色を一枚の写真にという場合は広角で、目に写った景色をそのまま残したい場合は標準です。

望遠を使う時は、景色の一部を切り取りたい・周りに邪魔なものが写ってしまう時です。

ゆーたそ

広大な景色の中でも1本の木に魅力を感じて、それだけを撮りたい!という場合に有効です。

その他にも、近寄れない物(生き物)や、ボケを活かした写真、圧縮効果を使って花を多く見せたい場合は望遠を使います。

圧縮効果って何?と思われた人はこちらの記事を参考にしてください。

花は中望遠で撮ると、ボケの効いたオシャレな写真が撮れやすいです。
なぜかというと、中望遠で撮ると自然と前景と後ろのボケができるからです。

ゆーたそ

ボケでサンドイッチすると写真は良くなる!

さらに、中望遠で撮るとボケやすくなるので、初心者の人でも簡単にボケた綺麗な写真を撮ることができます。

ボケの鉄則は、「F値を低くする・望遠で撮る」です。
中望遠でも、しっかりボケますので、F値は低くして撮ってみましょう!

人(ポートレート)は、初心者の人には標準の画角がオススメです。
構図の知識がないまま広角や望遠で撮るとイマイチな写真になりがちです。

ポートレートはボケが命になるので、レンズにもこわだりたいです。
F値が低い明るいレンズであれば、めちゃくちゃ綺麗にボケた写真を撮ることができます。

悩む人

でもレンズって高いんでしょ

という人向けに、各メーカーが撒き餌レンズというのを販売しています。
撒き餌レンズは、F値が低く明るいレンズにも関わらず価格の安いレンズのことです。

カメラメーカーも沢山レンズを買ってもらいたいので、1本だけ破格にして撒き餌をして、いい写真が撮れる快感を覚えさせてきます。
その快感がもっと欲しくなったカメラマンは、次から次へとレンズを買ってしまうというストーリーです(笑)

レンズ沼の悪循環

悪いように聞こえますが、撒き餌レンズは性能も高いのに本当に安くコスパ最強なことには間違いありません。
初心者の人は、まず各メーカーから出ている撒き餌レンズを購入することをおすすめします!

まとめ

今回は、初心者の人がイメージしにくい画角・焦点距離について説明しました。

今回覚えておいて欲しいのはこれだけです。

  • 画角は何mmという焦点距離で表現される
  • ダイナミックな写真は広角
  • 圧縮効果を使う・遠くの物を撮るなら望遠
  • 人を撮るなら標準画角

画角・焦点距離の知識は、写真・カメラ・レンズの話をするとき必須の知識です!

あなたが撮りたい被写体をイメージしてレンズを選びましょう。

今回この記事を読んでしっかり理解してもらえれば嬉しく思います。
レンズ選びの時などに参考になれば嬉しいです。

そんじゃまた!

Profile
大阪でシステムエンジニアをしている初心者カメラマンのゆーたそです!
ScubaDivingで海の生き物を撮ったことをきっかけに、本格的に写真にハマりました。
そして遂にSONYのフォトコンテストで最優秀賞をいただきました。
撮影機材は、SONY α7RVをメインで使っています。
カメラを始めたい・始めてみたけど他のサイトは専門的過ぎて分からない!もっと初心者でも分かりやすく簡単に説明して欲しい。という声に応えるためにこのブログを運営しています。
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