夏の花火を撮りたいけど難しそう
花火の撮影は設定さえしっかりすれば誰でも簡単に撮ることができます
今回は、夏の風物詩である花火の写真を誰でも簡単に撮る方法を説明したいと思います。
この記事を読んでいただければ、誰でもこんな花火を撮れるようになりますので最後まで読んで撮影してみてください!
こんな人におすすめの記事です
- 花火の写真を撮りたい
- 花火撮影に必要なものを知りたい
- 花火撮影の設定を知りたい
それでは説明していきましょう。
花火撮影に必要なもの
花火を撮影する上で必要なものはこちら
- レンズ(標準域:24-70mm)
- 三脚
- レリーズ
レンズ
レンズは、花火が上がる位置からの距離にもよりますが、基本的には標準域レンズで問題ありません。
24mm〜70mm程度のレンズがあれば十分なので、キットレンズでも十分撮影可能です。
100mm以上のレンズがあれば、さらに迫力のある花火が撮れるので望遠レンズをお持ちの方は持っていきましょう。
三脚
手ブレを無くすために、三脚は必須アイテムになります。
三脚を持っていない人は、安いものでも良いのでとりあえず準備しましょう。
僕が実際に使っている初心者におすすめの三脚もありますので、よければ参考にしてください。
レリーズ
こんなやつです
シャッターボタンを押す時の、微細なブレを無くすために必要になります。
花火はBULBで撮影するので、基本的には必須アイテムです。
無理矢理セルフタイマーでもなんとかはなりますが。
花火撮影の設定は
次に花火撮影時のカメラの設定について説明します。
主に必要な設定はこちら。
- モード
- ISO、F値、シャッタースピード
- ホワイトバランス
それぞれどのような設定にすべきか紹介します。
モード
ISO感度、F値、シャッタースピード全て自分で設定するのでMモードを使用します。
ISO、F値、シャッタースピード
ISO:100
F値:F13
シャッタースピード:BULB
ISO感度は、画質を落としたくないので100にします。
F値は、花火の明るさによりますが、F13にしておけばほとんどの花火は撮影できます。
花火の明るさ:クライマックスなどは、複数の花火が一気に打ち上がるので、かなり明るい被写体となります。そのため、クライマックス付近はF14程度で狙えるとベストです!
シャッタースピードは、シャッターボタンを押している間シャッターを開けたいのでBULB撮影になります。
シャッタースピードをバルブ(B)に合わせると、シャッターボタンを押している時間だけ露光され、シャッターボタンを放すとシャッターが閉じます。この機能をバルブ(bulb)といいます。
canon公式より引用
Mモードにしてから、シャッタースピードを遅くしていくと1/30の次にBULB設定があると思います。
メーカーや機種によるのでググってみてね
ホワイトバランス
SONYのクリエイティブルックなどを使用して彩度を上げられる場合は、彩度を上げると綺麗な色で撮影できます。
僕は+2で撮影しました
色味に関しては、RAW現像で補正はできるので神経質になる必要はありません!
花火撮影の撮影方法
実際の撮影方法について説明します。
事前準備
- カメラの設定
撮影地で設定をすると、うまく設定できない時にかなり焦ります。
周囲も暗くなってくるので操作もしにくくなります。
設定に時間がかかって、花火が始まってしまった・・・なんてことにならないようにしましょう。
- 現地での準備
三脚がグラつくと写真にモロに影響が出るので、しっかりと固定しましょう。
レリーズはカメラに接続して、問題なくシャッターが切れるか確認しましょう。
撮影開始
花火が打ち上がったらシャッターを切る、消えたらシャッターを閉じる
花火の咲いた瞬間ってなんていうの・・・(笑)
シャッターを押し始めるのは、花火が打ち上げられた瞬間からです。
そして、花火が消えるまでシャッターを押し続けて完全に消えてからシャッターを離します。
立て続けに花火が上がった場合は、10~15秒を目処にシャッターを切るようにしましょう。
シャッタースピードが長すぎると、編集も難しくなり、写真がブレた時のリスクが高まります。
まとめ
今回は、花火撮影に必要なものから撮影方法まで全て説明しました。
難しそうに感じますが、やってみると案外簡単です
まずは、ものは試しということで紹介した設定で撮影してみてください。
そこから、少しずつ自分なりの設定を見つけていってもらえればと思います。
夏に最高の写真を撮っていきましょう!
そんじゃまた!
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