【初心者向け】SDカード容量の目安は?知っておきたい選び方と注意点

悩む人

どの容量のSDカードを選べばいいんだろう

ゆーたそ

容量って意外と悩みますよね。大きい方がいいような、でも高価だし…

初めてカメラを買うとき、「どの容量を選べばいいんだろう?」と悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。

「とりあえず大容量のSDカードを買っておけば間違いないだろう」と思われがちですが、実はそうではありません。

この記事では、カメラ初心者が知っておくべきSDカードの容量の目安から、大容量カードに潜むデメリット、そして失敗しないための賢い選び方まで、徹底的に解説します。

この記事を読めば、SDカードの選び方に迷いがなくなり、安心してカメラライフをスタートできます!

この記事を読むとこんなことが分かります

・最初に買うSDカードの容量はどれがいいか
・SDカードのサイズの選び方がわかる!

それでは解説していきましょう。

目次

SDカード容量の目安:写真と動画は何枚・何分撮れる?

まずは、SDカードの容量別に、どのくらいの写真や動画が保存できるのかを確認しておきましょう。

まずは、SDカードの容量別に、どのくらいの写真や動画が保存できるのかを確認しておきましょう。

容量写真枚数(JPEG)フルHD動画4K動画
4GB約500枚約8分約4分
8GB約1,000枚約17分約8分
16GB約2,000枚約35分約17分
32GB約4,000枚約1時間約35分
64GB約8,000枚約2時間約1時間
128GB約16,000枚約4時間約2時間
256GB約32,000枚約8時間約4時間
512GB約64,000枚約16時間約8時間

※この表はあくまで目安です。撮影する写真や動画の画質設定(RAWや高画質JPEGなど)、圧縮率、そしてカメラの機種によって、保存できる枚数や時間は大きく変動します。
例えば、写真をRAWで撮影する場合、JPEGよりも1枚あたりの容量が大きくなるため、保存できる枚数は少なくなります。また、動画の場合も、フレームレート(fps)やビットレート(Mbps)の設定によって、必要な容量は大きく変わってきます。

しかし、この目安からわかるように、16GBや32GBでもかなりの枚数や時間の撮影が可能です。

カメラ初心者が最初に買うべき容量は?

多くのカメラ初心者にとって、最初に買うべきSDカードの容量は以下の通りです。

結論

写真メインで撮影する人:16GB

動画も一緒に撮りたい人:32GB

「え、そんなに少なくても大丈夫?」と思うかもしれませんが、十分すぎるほどです。

写真だけを撮る場合、16GBあれば約2,000枚の写真を保存できます。

一回の撮影で何百枚も撮ることはあっても、それを毎日繰り返すことは稀だと思います。僕自身、旅行に行っても1000枚は撮ったことがないです。

しかも、撮影した写真はこまめにパソコンに取り込み、SDカードから削除するのが一般的です。

動画も撮りたい場合、フルHD画質で約1時間、4K画質でも約35分撮影できます。
ちょっとした旅の記録や、子どもの成長記録、ペットの動画などを撮るには十分な容量と言えますね!

「大は小を兼ねる」はSDカード選びに当てはまらない?

なぜ、大容量のSDカードは初心者におすすめできないのでしょうか。

その理由は、一見便利に思える大容量カードに潜む、意外なデメリットにあります。

故障時のデータ消失リスクが大きすぎる

SDカードは精密機器であり、いつ、どんなタイミングで壊れてしまうか分かりません。
水没や物理的な破損だけでなく、原因不明の読み書きエラーが発生することもあります。

もし128GBや256GBといった大容量のSDカードに何千枚もの大切な写真や動画を保存しているときに、カードが故障してしまったらどうでしょうか。

データ復旧業者に依頼するという手もありますが、高額な費用がかかる上に、完全に復旧できる保証はありません。これまでの努力が一瞬にして水の泡になってしまうリスクは、想像以上に恐ろしいものです。

こまめにパソコンにデータを移すことが一番の対策ですが、大容量のカードだと「まだ余裕があるからいいか」と油断し、データを溜め込みがちになります。

結果として、一度の故障で失うデータ量が膨大になってしまうのです。

ゆーたそ

僕は今のところこのような事態にはなってませんが、想像するだけで恐ろしいです…

紛失や盗難のリスク

SDカードは手のひらサイズで非常に小さいため、紛失しやすいです。

もし大容量のSDカードを紛失してしまった場合、大量のプライベートな写真や動画が流出してしまう可能性があります。

また、カメラの盗難に遭った場合も、大容量カードが入っていると被害がさらに拡大します。

ゆーたそ

家族や彼女の写真や動画が…

替えがきかないことの不便さ

SDカードは予備を持っておくのが鉄則です。

しかし、大容量のSDカードは価格が高いため、複数枚持っている人は少ないかもしれません。

もし旅行先やイベントでの撮影中に、SDカードが突然壊れてしまったらどうでしょうか。
予備のカードを持っていなければ、その日の撮影は諦めて帰るしかありません。

私は過去にSDカードが壊れてしまい、撮影できなくなった経験があります。(家で復旧できましたが)

そのときは複数枚のSDカードを持っていたおかげで助かりましたが、もし1枚しか持っていなかったらと思うとゾッとします。

高い買い物になりがち

大容量のSDカードは、小容量のカードに比べて価格が大幅に高くなります。

もちろん、容量が大きい分、コストパフォーマンスは良いのですが、初心者にとって、最初のSDカードに数万円をかけるのは少々リスクのある買い物になります。

その分、レンズや三脚、カメラバッグなど、他の機材に予算を回す方が、結果的に撮影の幅を広げることにつながります。

SDカードを賢く選ぶためのポイント

SDカードの容量以外にも、選ぶ上で重要なポイントがいくつかあります。

スピードクラス

SDカードには、データの読み書き速度を示す「スピードクラス」という規格があります。

  • SDスピードクラス: Class 2, 4, 6, 10
  • UHSスピードクラス: U1, U3
  • ビデオスピードクラス: V6, V10, V30, V60, V90

これらのクラスが高いほど、データの書き込み速度が速くなります。

写真撮影

連写を多用する場合や、RAWデータで撮影する場合は、書き込み速度の速いカードを選びましょう

Class 10やUHS-I U3以上のカードがおすすめです。

動画撮影

特に4K動画を撮影する場合は、高速な書き込み速度が必須です

V30以上のカードを選ぶようにしましょう。
V60やV90といった高速なカードは、より安定した高画質動画の撮影を可能にします。

もし速度の遅いカードを使ってしまうと、連写で撮影したデータが書き込み切れずにシャッターが切れなくなったり、動画撮影が途中で止まってしまったりすることがあります。

信頼できるメーカーを選ぶ

SDカードは、サンディスク(SanDisk)やソニー(SONY)、キオクシア(KIOXIA)、キングストン(Kingston)など、信頼できる大手メーカーの製品を選ぶのが安心です。

安価なノーブランド品は、表示されている容量や速度が出ない、すぐに壊れてしまうなどのトラブルが起こる可能性があります。

大切なデータを保存するものですから、多少高くても信頼できるメーカーの製品を選ぶようにしましょう。

おすすめです

SDカードを長持ちさせるための豆知識

SDカードは消耗品です。正しい使い方をすることで、故障のリスクを減らし、長く使うことができます。

こまめにデータをバックアップする

撮影が終わったら、できるだけ早くパソコンや外付けHDDなどにデータをバックアップしましょう。

SDカードはあくまで一時的な保存場所と考えるのが大切です!

カメラ本体でフォーマットする

SDカードを使い始める前、またはデータの整理をした後は、必ずカメラ本体でフォーマットするようにしましょう。

パソコンでフォーマットすると、カメラがSDカードを認識できなくなるなどのトラブルが起こることがあります。

SDカードの抜き差しは慎重に

SDカードを抜き差しする際は、カメラやパソコンの電源をオフにしてから行いましょう。

電源が入ったまま無理やり抜き差しすると、データが破損する原因となります。

まとめ

今回は、SDカードの容量の目安から、賢い選び方までを解説しました。

  • 初心者は16GB(写真)または32GB(動画)がおすすめ
  • 大容量カードは故障や紛失のリスクが大きい
  • 必要な容量のSDカードを複数枚持つのが賢い選択
  • 撮影スタイルに合わせて、スピードクラスもチェックする
  • 信頼できるメーカーの製品を選ぶ

SDカード選びは、カメラライフの安心感に直結します。

適切な容量とスペックのカードを選んで、大切な思い出をしっかり残していきましょう。

そんじゃまた!

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