綺麗な風景なのに、人がたくさん居ていい写真が撮れない…
有名な観光地だとあるあるですよね。
そんな方に向けて、その人を活かす方法と消す方法をご紹介します!
今回は、人の姿を活用して写真のアクセントにする方法と、消してしまう方法を紹介します!
人が大勢いる写真を撮ると、ただの記念写真になってしまいますよね…
ですが、人の残像を意図的に写真に入れられると、それはアクセントになります。
人がいる観光地や、写真スポットでも人がいなくなるのを待たずに写真を撮れるようになるのでおすすめです。
・残像を残した写真を撮る方法
・残像を残すシャッタースピードは
・人を消す撮影方法
それでは解説していきましょう!
残像を残した写真を撮る方法
被写体ブレを意図的に発生させるように設定し、撮影します。
ん〜、と言われても具体的にどうしたらいいの?
という人も多いと思いますので、1から丁寧に解説したいと思います。
撮影方法
手順を順番に説明するので、1つずつ設定してみましょう
【カメラは以下のとおり設定しましょう。】
・Aモード
・ISO感度は最小値
・シャッタースピードが1秒になるようにF値を設定
(シャッタースピードが長くなってしまう場合は、ISO感度を上げる)
シャッタースピードを1秒にするので、手ブレを抑えるために三脚を用意します。
手持ちで撮ると、撮りたいものまでブレてしまいます。
後は、人が通ったタイミングでシャッターを切りましょう!
まだ三脚を持っていない人はこれからの撮影でも必要になるので購入しておくことをおすすめします。
どれが良いかわからないという人は、僕が愛用しているコスパ最強の三脚がおすすめです!
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カメラの設定方法がわからない人は、こちらをどうぞ!
残像を残すシャッタースピード
こちらが実際にシャッタースピード1秒で撮った写真です。
歩くのが早い人は大きくぶれており、遅い人はあまりぶれていないのがわかると思います。
人の歩く速度によって残像の残り方が変わるので、好みのシャッタースピードで撮影してみてください!
残像が残る仕組み
シャッタースピードを1秒に設定する理由は、意図的に人の動きをブラすためです。
シャッタースピードを遅くすると、その間に動いたものはブレます。
シャッタースピードを1秒に設定することで、1秒間に人が動くと人の姿はブレます。
そのことを利用して、わざとシャッタースピードを遅くして残像を残した写真を撮るというわけです。
人以外の場所は、三脚を立てているので全く動かずブレずに撮ることができます!
なぜ1秒に設定するのかというと、1秒以上に設定すると人の姿が消えてしまうからです!
ちょうど良いブレ具合は調整する必要があります。
人の動く速度に合わせてシャッタースピードを設定する必要があります。
人の動きが早い場合は、シャッタースピードを少し早めに設定しましょう!
逆に遅い場合は、シャッタースピードを遅めに設定しましょう。
人を消す撮影方法
残像を残した写真を撮る方法を応用します。
先ほど撮影した方法のシャッタースピードを長くすることで、人の姿を消すことができます!
つまり、シャッタースピードを1秒から8秒などに変更するということです!
シャッタースピードを8秒に設定すると、人間はブレ過ぎることで消えてしまいます!
わかりやすく若干人が写っている写真を用意しました!
この写真を見てもらったら分かると思いますが、赤枠内に人がいましたがブレてほぼ消えています。
左の人は、シャッタースピード8秒の間にほぼ動かなかった人です!
ほぼ動かないと、ブレずに写真に写ってしまいます。
まとめ
今回は、残像を残した写真の撮り方を紹介しました!
- 被写体ブレを発生させるように設定する。
- シャッタースピードを1秒程度に設定する。
- 人は動いてブレるので残像が残る。
- 人の姿を消すには、できる限り長いシャッタースピードにする。
観光地など、人の多い場所で使える撮影テクニックなので是非習得しておきましょう!
長秒露光を使うと、レーザービームのようなかっこいい写真も撮れます
また、写真にお絵描きすることもできちゃいます!
そんじゃまた!
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