悩む人友達と写真を撮りたい、撮ってあげたいけど
2人にどうやってピントを合わせれば良いの？
今回は、こんな悩みに答えていきたいと思います。
カメラをせっかく持って行ったのに、友達のピンボケ写真を量産したくないですよね！
綺麗に撮って、友達に喜んで欲しいですよね。
・2人同時にピントを合わせる方法！
・2人同時にピントを合わせつつ、背景をボカす方法！
それでは解説していきましょう！
2人に同時にピントを合わせる方法
2人にピントを合わせたい時は、F値を少し大きめ(5.6以上)にしましょう。
F値を大きくすることで、写真全体的にピントが合うようになるので2人の顔どちらにもピントが合うようになります！
では、少しだけ詳しく説明したいと思います。
F値を上げると何が変わる？
F値を上げると写真は、
全体的にピントが合うようになる
F値を上げると写真の全体にピント合うようになると説明していますが、実際は少し違います。
実際は、ピントが合う距離が広くなっていくんです。
F値を上げると、ピントが合う前後の距離が広がる。
この図で説明をすると、F値が小さい設定でモデルさんにピントを合わせると、桜にはピントが合わなくなります。
逆に、桜にピントを合わせるとモデルさんがボケてしまいます。
ですが、F値を大きくすることで、ピントを合わせた場所から前後距離があってもピントが合うようになります。
そのため、モデルさんにも桜にもピントが合うようになります！
これをカメラの専門用語で、「被写界深度」と呼びます。
取り込める光の量が少なくなり写真が暗くなる
F値が大きいと、目をギュッと凝らしている状態なので、取り込める光の量が少なくなってしまいます。
そのため、シャッタースピードや、ISO感度を調整することで光の量を調整する必要があります！
もし方法がわからないという人は以下の記事を参考にしてください。
＞＞【F値(絞り値)とは】F値を変えると何が変わるのか｜初心者向けに解説
2人同時にピントを合わせつつ、背景をボカす方法！
悩む人2人にピントを合わせるために、F値を上げてしまうと背景にまでピントが合ってしまって、背景がボケた良い感じの写真が撮れないんじゃないの？
この疑問に辿り着いた人は、きちんとF値について理解できている人だと思います。
確かに、F値を上げてしまうと背景にもピントが合ってしまいますよね。
では、背景はボカして2人にピントを合わせるにはどうすればいいか説明します。
方法は2つあります。
- 2人に横並びになってもらう
- F値を調整する
2人に横並びになってもらう
ピントが合うのはあくまで距離なので、2人に横並びになってもらいます。
その上で、F値を小さくしてすれば、2人ともにピントが合い背景がボケた写真を撮ることができます。
ですが、ここで1点注意があります！
F値は小さければ小さいほど、ピント判定が厳しくなります。
F1.8などすごく小さいF値でピントを2人に合わせるのは難しいです。
僕のおすすめは、F4前後ぐらいですね！
F4ぐらいで撮れば、2人に多少の前後があってもピントが合います。
F値を調整する
上記でちょっと説明しました「F4で撮る」という話と繋がりますが、2人の前後の距離に合わせてF値を調整する方法もあります。
この方法は色んな設定で撮っていくうちに慣れると思います。
初心者の人がいきなりは難しいと思うので、F値を大きめにして撮って少しずつF値を下げていけばいいと思います！
初心者の人は、F値を大きめに設定して少しずつ下げていきましょう。
撮った写真を見て、ピントが合っていなければF値を大きくしましょう！
まとめ
- 2人にピントを合わせたい時は、F値を少し大きめ(5.6以上)にしましょう。
- 背景をぼかしたい時は、横並びになってもらいF4ぐらいで撮りましょう
- F値は、大きめに設定してから1つずつ下げていきましょう！
これは、プロの世界でも使われるテクニックですので、理解しておくとあなたの撮影技術は飛躍的に向上しますよ！
カメラは少し経験則的なところもあるので、たくさん写真を撮って見返してみることが大事です。
次、写真を撮る時の参考になればとても嬉しいです！
また、自分を含む複数人で写真を撮る場合は、三脚が必要になります。
三脚選びが難しいという人は、僕の使ってるコスパ最強の三脚を紹介した記事を参考にしてください。
＞＞超軽量コンパクト｜僕が1年以上愛用する三脚
そんじゃまた！
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