【カメラのレンズ】全6種類の特徴を解説|作例有り

悩む人

カメラのレンズって何でそんなに種類があるの?
何が違うのかわからない。

ゆーたそ

僕もレンズの種類はよく分かりませんでした。

今回は、レンズの種類や特徴の違いについて解説します。

カメラ始めたての人はレンズの違いについて知らないと思います。ですが、長年カメラをしている人からすると、常識になるのでなかなか説明してもらえる機会は少ないと思います。

なので、初心者である僕が初心者目線で説明することが最も分かりやすいと思います!

こんな人におすすめの記事です

  • レンズにはどんな種類があるのか知りたい
  • これから新しいレンズを購入してみたい

この記事を読んでいただければ、たくさんあるレンズの違いやどうやってレンズを選べば良いのかがわかります!

この記事を読むとこんなことが分かります

・レンズの種類とその特徴について
・それぞれのレンズにどのような違いがあるのか

それでは、紹介していきましょう!

目次

レンズの種類が多い理由は?

まずは結論から説明します。

結論

・どれだけ広く撮れるか、遠くのものが撮れるか
・どれだけボケた写真が撮れるのか

ゆーたそ

最初に知っておくべきは、たったこれだけです

僕も最初は、この程度の理解でしたが特に問題ありませんでした。

では、もう少し詳しく説明していきます。

どれだけ広く撮れるか、遠くのものが撮れるか

極端に広く/遠くの被写体が撮れるレンズの価格が高いです!

ゆーたそ

同じ場所から撮った時に、最初の写真みたいに広く撮れるか、2枚目みたいに遠くのものを大きく撮れるかの違いです。

また、撮れる範囲を変えられるレンズをズームレンズと呼びます。
レンズをくるくる回すよ、被写体を拡大したり縮小したりできるレンズです。

ゆーたそ

カメラを買った時に付いてくるレンズがズームレンズです

画角についてはこちらで詳しく説明しています。
>>画角とは?レンズの画角と焦点距離について解説

どれだけボケるか

高いレンズはよくボケて、綺麗にボケます!

背景が綺麗にとろけるようにボケている写真良くインスタとかで見ますよね。
ポートレートを撮る人は特にこだわるべきポイントです!

良くボケるレンズは、価格が高く、重く、レンズが大きいのが特徴。

また、プラスで1つ覚えておいてほしいのが、良くボケるレンズは暗い場所での撮影が得意です。
>>F値完全理解:ボケと明るさの関係は?

どんなレンズを選べば良い?

ゆーたそ

レンズは、どんな写真を撮りたいのかを想像して選びましょう!

  1. 撮りたい被写体は?
  2. どんな印象に撮りたいか?

撮りたい被写体は?

まず、あなたが撮りたい被写体は、どんな被写体でしょうか?

常に好きな距離で撮ることができるかどうか。
遠くからしか撮れないのか、近くでしか撮れないのか。

  • 好きな距離で撮れる場合は、価格の比較的安い標準レンズでOKです。
  • 野鳥などのように遠くからしか撮れない被写体は、望遠のレンズ。
  • 室内など決められた距離で撮る必要がある被写体は、広角レンズ。

どんな印象に撮りたいか?

その被写体をどんな風に撮りたいでしょうか?

背景がボケたような写真を撮りたいのか。
写真の隅から隅までピントがあった写真が撮りたいのか。

  • 背景がボケた写真を撮りたい場合は、F値の低いよくボケるレンズが必要です。
  • 逆に隅から隅までピントがあった写真は、標準のレンズで撮れます。

レンズの種類は6種類

主なレンズの種類(呼び方)は、これだけあります。

  1. 標準ズームレンズ
  2. 広角ズームレンズ
  3. 望遠ズームレンズ
  4. 単焦点レンズ
  5. マクロレンズ
  6. 魚眼レンズ

1つずつ特徴を紹介していきましょう。

標準ズームレンズ

最も使いやすい一般的なレンズです。

標準画角の作例
標準画角の作例

標準というのは、人間の目が見ている範囲くらいのことを指します。

一番最初にボディと一緒に買うレンズは、標準ズームレンズがおすすめです。
焦点距離は、だいたい24~70mmぐらいのレンズのことを言います。

広角ズームレンズ

広角は、周囲を広くダイナミックに撮りたい時に使うレンズです。

ひまわり
広角レンズの作例

広角は、人間の目以上に広い範囲を写せるということです。
広い範囲を写したい場合、例えば集合写真・街並み・星空などを撮影する時に便利なレンズです!

標準レンズに慣れてきたら、撮りたいものによっては検討する価値があると思います。
焦点距離は、だいたい10~24mmぐらいです。

望遠ズームレンズ

望遠は、人間の目以上に遠くの物を写せるということです。

望遠レンズの作例

カメラを始めたての人が、まず最初に憧れるレンズじゃないでしょうか。

ゆーたそ

僕も望遠レンズに憧れがありました。

遠くの物を大きく写したい、月を写したい・鳥を撮りたいといった願いを叶えてくれるレンズです。
ですが、価格ももちろん高くなるので、なかなか手が出しずらいのが正直なとこ。

望遠レンズは、圧縮効果などの効果も得られるのでとっても面白いレンズです。
ですが、値段が高く、重たく使うのが難しいので初心者にはあまりおすすめしません!

焦点距離は、だいたい70~400mmぐらいのレンズのことです。

単焦点レンズ

単焦点レンズは、今まで紹介したズームレンズとは異なり、ズームできないレンズのことです。

単焦点レンズポートレート作例
単焦点レンズポートレート作例

単焦点レンズは、レンズで画角の調整ができません。
そのため、被写体に近づいたり・離れたり自分の足で行う必要があります

それだけ聞くと、めんどくさい悪いレンズに聞こえるかもしれませんが、良い点もあります。
良い点は、描写力が高く綺麗にボケるレンズを安価に手に入れられることです。

ズームレンズの方が、機構も複雑になるので、価格も高く・重たくなる傾向にあります。

標準ズームレンズが、15万円・663gに対して、単焦点レンズは、3万円・186gです。

ですが、単焦点レンズは、画角が固定なのでその画角で最高の描写ができるように設計されています。
そのため、ズームレンズに比べて描写力が高く、コンパクトになります。
ポートレートを撮りたい人には非常におすすめのレンズで、2本目のレンズに最適なレンズだと言えます。

初心者におすすめの単焦点レンズはこちらの記事で紹介しています。

マクロレンズ

マクロは、小さな被写体を大きく拡大して撮影できる変わったレンズです。

マクロレンズ作例

この写真、水中で撮影した物で実際のサイズは小指よりも小さいです。
そんな小さなものを大きく写せるのがマクロレンズ最大の特徴!

マクロレンズは、単焦点レンズの一種になります。
じゃあ普通の単焦点レンズと何が違うの?と思われると思いますが、大きな違いは最短撮影距離です。

最短撮影距離が短いので、被写体にぐーっと寄って撮影することができます。
もちろん引いて撮ることもできるので、風景写真などにも使用できます。

先程の単焦点レンズの最短撮影距離は、45cmですが僕の持っているマクロレンズは19cmです。

しっかりと目的がある(撮りたい被写体が決まっている)人以外は基本的に必要ないレンズだと思います。
興味のある方は、こちらも併せて読んでみてください。
>>マクロレンズとは?マクロレンズの種類と魅力を紹介

魚眼レンズ

広角レンズより、さらに広い画角が撮れるちょっと変わったレンズです。

ほとんど辺り一体ほぼ360°撮れ、写真の端が大きく歪むのが特徴です。
この歪みが非常に特徴的で、写真に迫力が出て印象的な写真になります!

焦点距離は、だいたい12mm以下のレンズが多いです。

まとめ

今回は、レンズの違いについて理解できたかと思います。

  • 広く撮れるレンズは高い
  • 遠くの被写体が撮れるレンズも高い
  • 標準的な画角のレンズは安い
  • よくボケるレンズは高い

撮りたい物やイメージによってレンズの種類は変わります!
人によって撮りたい物や撮りたいイメージは違うので、こんなにもレンズに種類があるんですね。

色んな写真が撮りたくて、次々とレンズが欲しくなったり、何が本当に良いのか分からなくなることがあります。
そんな状態を「レンズ沼にはまる」と言われます(笑)

ゆーたそ

僕もいろんなレンズを比較しては購入して売って・・・
を繰り返しています。

いろいろなレンズを試してみて、あなたに合ったレンズを選びましょう!

最初の1つのレンズを悩まれているのであれば、こちらの記事で僕のお勧めを紹介しています!

そんじゃまた!

Profile
大阪でシステムエンジニアをしている初心者カメラマンのゆーたそです!
ScubaDivingで海の生き物を撮ったことをきっかけに、本格的に写真にハマりました。
そして遂にSONYのフォトコンテストで最優秀賞をいただきました。
撮影機材は、SONY α7RVをメインで使っています。
カメラを始めたい・始めてみたけど他のサイトは専門的過ぎて分からない!もっと初心者でも分かりやすく簡単に説明して欲しい。という声に応えるためにこのブログを運営しています。
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