月をきれいに撮りたい
月ってどうやって撮れば良いか分からないですよね
今回は、月の撮り方を簡単に説明したいと思います。
月は暗いシーンでの撮影なので、全く設定を知らないと撮影が難しいです。
僕も何度も挑戦して何度も失敗しました。
こんな人におすすめの記事です
- 月の写真をきれいに撮ってみたい
- カメラ初心者だけど月が撮りたい
- あまり高価なものは使わずに月を撮りたい
それでは説明していきましょう!
スマホで月は撮れないのか
スマホで月を撮ろうとした経験は誰しもあるのではないでしょうか?
これがスマホカメラの性能の限界です。
スマホのレンズは、画角が広いので月が大きく写りません。
また、満月は非常に明るいため、空の暗い部分とかなり明暗差があります。
そのため、月にカメラを向けると周囲の暗い部分を明るく撮ろうとします。
その結果、明るい月が真っ白になってしまいます。
スマホカメラの性能は、どんどん上がっていますが月をきれいに撮るには性能不足です。
まだまだ、一眼レフには敵いません!
当たり前ですよね
カメラの設定について
それでは、早速カメラの設定を解説します!
F値は、「F8.0」にしましょう。
ISO感度は、シャッタースピードが「1/250秒」になるまで上げます。
月は目で見るより動きが早いので、写真がブレやすいので注意です。
撮った写真を確認してブレていればシャッタースピードをISO感度で調整しましょう。
(目安のシャッタースピード)
- 満月:1/250前後
- 半月:1/30前後
- 三日月:1/10前後
ISO感度を決めるときは、カメラを月に向けて設定します。
暗い場所に向けて設定すると、月の明るさが考慮されていない設定になってしまいます。
後は、ピントを合わせてシャッターを切るだけです!
三脚を使っている場合は、手ブレの心配はありませんが、手持ちの場合は手ブレに注意しましょう。
月を撮る時のポイント
最初は満月がおすすめ
理由は、満月がもっとも明るくて撮りやすいからです!
三日月などは、月が非常に暗いので撮影が難しくなります。
月齢について(満月がいつか)はこのサイトで確認できます。
まずは王道の満月で練習!!
大きく撮れなくてもいい
200mmのレンズを使用して月を撮ると、思っているより小さく月が写ると思います。
満足のいく大きさではないかもしれませんが、大きさはトリミングで変えられます!
これは、月の撮影に限ったことではありません
露出を変えて撮影する
露出を色々と変えて撮影しておくことで、後で拡大して見た時に一番綺麗に写っている月を選べます。
意外とファインダーで見て決めた露出(明るさ)が適正でないこともあります。
そのため、最低でも最初に撮った前後の露出では撮っておきましょう!
後で選べる写真を増やしておくことは大切!
ホワイトバランスを変えて撮影する
ホワイトバランスを変えると写真の印象は大きく変わります!
特に月のような、ほぼ一色の被写体はホワイトバランスが印象に大きく影響します。
こちらも露出補正と同様、
色々なパターンを撮っておいて後で選べるようにしておくことをおすすめします!
また、とりあえずホワイトバランスをAUTOで撮影しておいて、現像の時に好みの色に変えるのもアリだと思います。
満月以外にも挑戦してみる
満月をある程度きれいに撮れるようになったら、欠けた月にも挑戦してみましょう。
満月よりクレーターがはっきりした月が撮れます!
月の大きさに合わせてISO感度を調整して写真を撮りましょう。
ISO感度を上げると、写真にノイズが発生し画質が悪くなります。
3200以上のISO感度になる場合は、三脚・レリーズを使うようにしましょう。
シャッタースピードで写真の明るさを確保します。
一眼レフカメラで月を綺麗に撮影するために必要なもの
一眼レフで写真を撮る際に必要なアイテムも紹介していきましょう。
レンズ
まずはレンズから!
具体的には、35mm換算で、200mm以上のレンズをを用意しましょう。
200mm以下だと、月が大きく写せないので200mm以上のレンズが必要です。
何ミリとかよく分からないという人は、こちらを先に読んでください。
写真いっぱいに月を写すには1000mm以上のレンズが必要になります。
1000mmのレンズが無いと撮れないの?
そんなことはありません!
撮った後に、トリミング(拡大)すれば写真いっぱいになります。
画質が悪くなりそうと思われますが、スマホで見る分にはわからない程度です。
この写真かなりトリミングしていますがわかりますか?
パソコンの大きな画面で見れば分かるかも知れません。
最近のSNSはスマホばかりなので、あまり気にしなくて良いと思います。
おすすめのレンズ
望遠のレンズを持ってなくて、今後も使える望遠レンズが欲しいという人におすすめのレンズを紹介します。
SIGMAやTAMRONの比較的安価でコンパクトな望遠レンズがあります。
SONY用
CANON用
NIKON用
是非検討してみてください
三脚
望遠レンズは、手ブレしやすいです!
そのため、三脚の使用がおすすめです。
ISO感度を上げることで、手持ちでも撮影可能ですが画質が悪くなってしまうので、
できるだけ三脚を使用して撮影しましょう。
満月は明るい被写体なので、三脚なしでも撮影することができます。
欠けた月を撮る場合は、明るさが足りないので三脚が必須になります。
三脚については、他記事でも色々と解説しています。
僕の愛用の三脚はこちら!
レリーズ
レリーズを持っていない人は、セルフタイマーでもOKです。
セルフタイマーの2秒を待つのが勿体ないので是非購入!
レリーズは、月以外の夜景や風景撮影でも使うので買っておくことをおすすめします。
まとめ
今回は、月を綺麗に撮影する方法とポイントについて紹介してきました。
- 月は望遠レンズ・三脚・レリーズ使う
- 設定は「Aモード・F8.0・1/250秒」
- 最初は、満月を狙う。
- 大きく撮るより、綺麗に撮ることを意識する。
- 設定は色々変えて撮る
月は身近な被写体ですので、撮ってみたい人も多いと思います。
今回、僕が解説した方法で綺麗に月が撮れると思うので、是非チャレンジしてみてください!
僕も月の撮影は好きなので、スーパムーンなどの時はいつも撮ってます。
そんじゃまた!
コメント
コメント一覧 (2件)
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