インスタで見る、レーザービームが入った写真はどうやって撮るの?
めちゃくちゃ撮るのが難しそうに見えますが、簡単に撮ることができます
ということで、今回はスローシャッター(長秒露光)を使った撮影方法について紹介したいと思います!
この記事を読めば、こんな感じのかっこいい写真を撮れるようになります。
さらに、水を糸のように撮れたり、星を綺麗に撮れたり撮影の幅が一気に広がります!
こんな人におすすめの記事です
- レーザービーム写真の撮り方を知りたい
- スローシャッターについて知りたい
- どんな写真が撮れるか知りたい(作例紹介)
それでは、解説していきましょう!
レーザービームって何?
カメラは通常一瞬でシャッターを閉じるので、時間が止まったような写真を撮ることができます。
ですが、わざとシャッターを長く開くことでその間に移動した光源が線(レーザービーム)として写真に映ります。
レーザービームは、写真の1つの醍醐味だと言えますね!
人間の目では見れない世界です
レーザービームを撮るために必要なもの
レーザービームを撮るためには次のものが必要です。
- カメラとレンズ
- 三脚
- (レリーズ)
カメラとレンズ
この記事を読んでいる人は、すでにお持ちだと思います。
当然ですが一眼レフやミラーレスのカメラのことを指しています。
三脚
レーザービームはシャッターを長く開放するのでその間にカメラが動いてしまうと写真全体がぶれてしまいます。
そうならないためにカメラを固定する三脚が必要になります!
三脚は僕のおすすめがあるので是非参考にしてください!
初心者におすすめです
レリーズ
括弧書きで書いているのは、最悪無くてもセルフタイマーで代用できるためです。
レリーズは、カメラのシャッターボタンを直接押さなくてもシャッターを押せるいわばリモコンの役割です。
レリーズもカメラのシャッターを押すときのブレを抑えるために必要なアイテムになります。
セルフタイマーで代用はできますが、セルフタイマーを待つ時間がもったいないので1つ持っておくことをおすすめします。
レーザービームの撮影方法
レーザービームはたった3ステップで撮影できます!!
Aモード(絞り優先)で撮影します!
>>カメラの撮影モードの違いとは?
撮影の3ステップ
何秒間シャッターを開けておくか決めます!
とりあえず、初めての人はとりあえず30秒でいいです。
ISO感度はできるだけ低い数値の方が画質が良くなるので、最小値に設定します。
被写体にカメラを向けシャッタースピードを確認する。
STEP1の秒数になるまで、F値を上げていきましょう!
後はシャッターを押すだけでカッコいい写真を撮ることができます!
数枚撮ってみて、明るすぎる場合は秒数を短く・暗いなと思うときは秒数を長くします。
秒数は、F値を上げたり下げたりすることで調整することができます。
実際やってみると案外簡単にできます。
ここまででレーザービームの撮影はできると思いますが、より詳しく知りたい人は続きも読んでみてください。
同じ撮影方法で、他にもかっこいい写真を撮ることができます。
その代表例を挙げているので、参考になると思います!
スローシャッターについておさらい
別名、長秒露光とも言います。
AモードでF値を大きくするか、Sモードでシャッタースピードを遅く設定することで長秒露光撮影ができます。
今回紹介しているスローシャッターは、目安として1秒以上のシャッタースピードのことを指します。
1秒以上で撮影した写真は、人間の目で捉えることのできない世界を写し出すのでめちゃくちゃおもしろいです!
詳しくは、こちらの記事で詳しく説明しています。
>>F値・シャッタースピード・ISO
スローシャッターを活用した作例
実際にスローシャッターを使うと、どんな写真が撮れるのかを作例を交えて紹介していきたいと思います。
観覧車
これは、三脚を使ってF値:14、SS:15秒、ISO感度:100で撮っています!
長秒露光で撮影する被写体の代表例で、練習にはとても良いと思います。
15秒で観覧車が回って、その間に動いた光が記録されて綺麗な円になります!
綺麗な円になっていて、すごく印象的!
普段では絶対見られない光景だね。
星空
星空もスローシャッターで撮れるんですか??
「星空が綺麗に見える=周囲が暗い」のでスローシャッターじゃないと、光量が足りず真っ暗闇の写真になってしまいます。
星空を撮りに行く時は、三脚がないと撮影が困難なので忘れずに持っていきましょう!
星空をスローシャッターを超える秒数で撮影すると、このような写真になります。
カメラの設定には、BULB(バルブ)撮影という最大値(30秒)を超えるシャッタースピードで撮れる設定があります。
上の写真は、おそらく30分以上シャッターを開けっぱなしにして撮影していると思います。
目で見ている以上に綺麗な星空を写し出すことができます!
いつか天の川とか撮ってみたいな〜
水の流れ
川や滝などを長秒露光で撮影すると、水が絹の糸のようになった写真が撮れます。
シャッタースピードが1秒でも糸のように撮れますので、簡単に試すことができます。
水の流れの撮影の応用としてこんな写真も撮れます。
これは、15秒〜30秒ぐらいで撮るとなりますので、試してみてください!
明るい場所でのスローシャッターは、NDフィルターが必要になるかもしれません。
NDフィルターは簡単に言うとサングラスみたいなもの。
強制的にカメラに入る光の量を減らすことが出来ます。
まとめ
今回は、スローシャッターと撮影方法について解説しました。
- スローシャッターは、シャッタースピードを遅くして写真を撮ること。
- AモードでF値を変えて、シャッタースピードを調整する。
- スローシャッター撮影では、三脚が必須になる!
僕は、スローシャッターを活用した撮影が好きです!
理由は、目では見れない世界を見る(撮る)ことができるからです。
スローシャッターには、もっと色々な活用方法があります。
興味があれば色々試してみるといいと思います!
上の写真みたいに写真にお絵描きもできるよ。
結構盛り上がるからおすすめ!
そんじゃまた!
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