【PLフィルターとは】効果や寿命/デメリットを紹介|つけっぱなしでもいいの?

悩む人

水面とかガラスの反射が写ってしまって思うように写真が撮れない。

ゆーたそ

そんな人にはPLフィルターがおすすめ!
今回は、PLフィルターのあれこれを紹介するよ。

フィルターと言っても値段も高く大きな買い物ですよね。
失敗しないためにも、しっかりとPLフィルターについて知っておきましょう。

おすすめのPLフィルターや、選び方についてはこちらの記事で紹介しています。
>>PLフィルターおすすめ4選:PLフィルターの選び方と注意点

この記事を読むとこんなことが分かります

・PLフィルターとは何か
・どのような効果があるのか
・PLフィルターのデメリット
・PLフィルターの寿命
・つけっぱなしでも問題ないのか

それでは解説していきましょう。

目次

PLフィルターとは何か

PLフィルター:Polarized Light(偏光)の略で、偏光膜を利用したレンズフィルターのこと

簡単に言うと、不要な光(反射光)を遮ってくれるフィルターのことです。

フィルターの付け方については、こちらに紹介動画があります。

どのような効果があるのか

PLフィルターには、3つの効果があります。

  • 反射を写さない
  • コントラストを高める
  • レンズを守る

反射を抑制する

水面やガラスの反射を抑えることができます。

目で見た色に近い色で撮影することができます。
水は透明に、空は青く、木々は緑に…

どちらも2枚目がPLフィルターを使用した写真になります!

ゆーたそ

フィルターの効果は一目瞭然ですね!

コントラストを高める

空気中の不純物の影響で空が白く写ってしまうのを防ぐことができます。

風景写真を撮る人には、欠かせないフィルターです。

空や海を色濃く、撮ることができます。

レンズを守る

レンズを傷を守ることができます

本来の使用目的ではないですが、レンズプロテクターにもなります。

単純に、フィルターが物理的な衝撃から守ってくれるということです!

万が一ぶつけた時に、レンズに傷がついてしまうよりはマシだと思います。

PLフィルターのデメリット

PLフィルターを使うデメリットは3つあります。

  • レンズが取り込める光が少なくなる
  • フレアやゴーストが増える
  • フードが使いにくい

レンズが取り込める光が少なくなる

レンズの前にフィルターを装着するので、どうしてもレンズに入る光の量は減ります

おおよそ、1段階〜3段階程暗くなります。

シャッター速度が1/125秒だった場所でPLフィルターを付けると、1/60秒や1/30秒になります。

夜間での撮影などでは、手ブレなど注意が必要になります!

フレアやゴーストが増える

PLフィルターを挟むことで、解像度が低下しフレアやゴーストが出やすくなります。

高価なPLフィルターでは、ほとんど感じることはありませんが、安価なものだと解像度は落ちてしまいます。

フードが使いにくい

フィルターと干渉して、フードが取り付けられない場合もあります。

PLフィルターを付けると、フードがフィルターに干渉し取り付けられない可能性があります。

付けられるフィルターも多くありますが、取り付け・取り外し時はいちいちフードを外す必要があります!

デメリットを抑えるために

デメリットを挙げてきましたが、これらを極限まで抑える方法があります。

それは、反射率の低いPLフィルターを選ぶという方法です。

反射率の低いPLフィルターを使うことで、光を多く取り込め、フレアやゴーストの発生も抑えることができます。

ゆーたそ

値段は少し高くなるけど写真に妥協したくない人におすすめ

以下の記事で反射率の低いおすすめのPLフィルターを紹介していますので、是非チェックしてみてください。
>>おすすめのPLフィルターを見てみる。

PLフィルターの寿命

PLフィルターの寿命は7〜8年!

PLフィルターも経年劣化し偏光膜がダメになってしまうからです。

長持ちさせるために!

1月でも長く使うためには、保管方法が重要です。

PLフィルターの経年劣化は、主に熱や紫外線によって進行します。

保管するときは、以下を避けて保管しましょう。
 ・直射日光の当たる場所
 ・高温な場所

ゆーたそ

高いアイテムなので大事に長持ちさせましょう

安物を買ってしまうと、劣化が早かったりするので信頼のあるメーカーからの購入を強くおすすめします。

どれを買って良いか分からない人は、こちらの記事で紹介していますので参考にしてください!
>>PLフィルターおすすめ4選:PLフィルターの選び方と注意点

PLフィルターはつけっぱなしでもいいのか

結論

PLフィルターは、つけっぱなしにしないほうが良い

ここまで説明してきた内容で答えは出ていたと思います。

つけっぱなしにしないほうが良い理由をまとめると。

・レンズが取り込める光の量が減る
・解像度が落ち、フレアやゴーストが発生する
・寿命が短くなる

明るい場所での撮影であれば、つけっぱなしでも良いと思いますが、解像度が落ちてしまうのが気になります。

実際に撮影してみて、あなたが気にならなければ付けておいても良いと思います!

まとめ

今回はPLフィルターについて解説してきました。

PLフィルターの効果や、デメリットなどについて理解できたと思います!

フィルターには他にも様々な種類があります。

今回紹介したPLフィルターのおすすめは、こちらで紹介しています。
>>僕がおすすめするPLフィルター4選!!

今後、他のフィルターについても紹介しようと思っていますので、ぜひ参考にしてください!

そんじゃまた!

Profile
大阪でシステムエンジニアをしている初心者カメラマンのゆーたそです!
ScubaDivingで海の生き物を撮ったことをきっかけに、本格的に写真にハマりました。
そして遂にSONYのフォトコンテストで最優秀賞をいただきました。
撮影機材は、SONY α7RVをメインで使っています。
カメラを始めたい・始めてみたけど他のサイトは専門的過ぎて分からない!もっと初心者でも分かりやすく簡単に説明して欲しい。という声に応えるためにこのブログを運営しています。
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 風景しか撮らないのでplフィルターつけっぱなしにしていますが問題ありません。
    劣化と言っても使わなくても経年劣化はしますしレンズと同じ場所に保管すればつけっぱなしと同じです。

    • おっしゃる通りです!
      風景しか撮らない、解像度などにそこまでこだわらない方はつけっぱなしでも問題なしです!

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