スナップ写真ってどう言う意味?
確かに僕も正確な定義は考えたこともなかったです
ということで今回はスナップ写真について解説したいと思います。
スナップ写真ってどんな写真のことなんだろう。どうやったら上手く撮れるんだろう。
このような疑問を解決する内容になっているので、是非最後まで読んでみてください!
- どんな写真をスナップ写真と呼ぶのか。
- スナップ写真を撮るためのおすすめのレンズ。
- 作品のようなスナップ写真を撮るコツ。
それでは解説していきましょう。
スナップ写真とは
日常の中で、目の前の光景や出来事、人物などを一瞬のうちに素早く撮影する撮影技法、またはそうして撮られた写真のこと。
コトバンクより
日常をパッと撮った写真のイメージですね。
ストーリー性を感じる写真も多いです!
細かい定義は無いので、あなたがスナップ写真と思うものをスナップ写真と呼んで大丈夫です。
ポートレートとの違いは
スナップ写真と似た言葉で、ポートレート写真というものがあります。
- スナップ写真は、撮られるためにいません
- ポートレートは、撮られるためにいます
スナップ写真は、たまたまそこに居た人を撮りますが、ポートレートは準備した被写体を撮ります。
作例で比べてみると分かりやすいと思います
スナップ写真の例
事前に準備した被写体の人を撮るわけではなく、たまたまそこに居た人を撮っています。
ポートレート写真の例
ポートレートは準備した被写体の人を主題として写真を撮っています。
スナップ写真におすすめのレンズ
一般的に、50㎜は人間の視界の広さと同じぐらいと言われています。
そのため、あなたが見ている景色をそのまま写真にすることができます。
スナップはあくまで「日常を切り取る」ことが目的なので最も扱いやすい50㎜前後がおすすめというわけです!
初心者におすすめのレンズ
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>>撒き餌レンズとは|メリットとデメリットを紹介
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スナップ写真を撮るコツ10選
スナップ写真を撮るコツは色々あります。
- カメラは常に首か手に
- 光源を探す
- アングルを変えてみる
- 設定はAモード
- F値を意識する
- 動きのあるものは連写で撮る
- 構図はシンプルにする
- 良いと思ったものは写す
- レタッチを楽しむ
- 普段から色々と観察する
ひとつずつ分かりやすくコツを紹介していきます。
カメラは常に首か手に
シャッターチャンスは案外身近にあり、時に一瞬のこともあります。
シャッターチャンスだと思ってから、リュックに入っているカメラを取り出していては、シャッターチャンスを逃してしまいます。
そうならないように、スナップ撮影の日は常にカメラを持ちすぐカメラを構えられるようにしましょう。
でも首痛くなるじゃん
僕も同じ悩みがありました…
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光源を探す
スナップ写真って何を撮ればいいか分からない
そんな悩みを持っている人も多いと思います。
例えば、太陽光・看板・街灯・ライトなど。
探してみると身の回りには、かなりたくさんあります。
その光源を絡めた写真を撮ってみると、エモい感じの写真が撮れて楽しいです。
撮るもの無いな、何を撮れば良いんだろうと迷った時は光源を探してみましょう!
写真は、光を撮影したものです。
あなたが綺麗だなと思った光を撮影してみてください!
アングルを変えてみる
何か良い写真が撮れない場合は、アングルを変えてみましょう。
僕のおすすめは、しゃがんで地面スレスレから撮ること。
普段見ることができない非日常的な写真を撮ることができるので、良い写真になりやすいです。
マンホールですらこんなにもカッコよく撮ることができます。
写真にインパクトがないなと思った時は、カメラを地面に近づけて撮ってみましょう。
アングルを変えるだけで、写真の印象は大きく変わります。
いつもの目線とは違うアングルから撮るのがおすすめです!
設定はAモード
スナップ写真を撮る上で最も意識したいのは、ボケ感です。
Aモードはボケ感を自分で決めることができるので、初心者にも非常におすすめです。
F値とISO感度だけを決めて、ボケ感のある良い写真を撮りましょう!
Aモードなんて知らないよという人はこちらをチェック
F値を意識する
さっきのAモードで撮るのと重複しますが、ボケ感を操作するにはF値を意識する必要があります。
- 何か1つの物(被写体)が良いと思ったら、F値は小さくして背景をボカします。
- 街の雰囲気全体が良いなと思ったら、F値を大きくして街全体にピントを合わせます。
例えば、街を歩いていたら猫がいたとしたら…
猫を主題にして引き立たせるために、F値を小さくして撮るとこのような写真が撮れます。
前景・背景は綺麗にボケていて、主題の猫が引き立っているのが分かると思います。
逆に、街の雰囲気を伝えるためにF値を大きくすると、こんな感じの写真になります。
写真の隅々まで、パッキパキにピントが合っていて街全体の雰囲気が伝わってくると思います。
F値についてはこちらの記事で解説しています。
動きのあるものは連写で撮る
スナップ写真は、人物・動物・乗り物など動きのある被写体を撮ることが多いです。
1枚1枚撮ると、ピントがズレている・思ったタイミングでシャッターが切れていなかったということが起きます。
その点、連写だと撮影後に、ピントの合っている写真・タイミングよく撮れていた写真を選ぶことができます。
連写をすると、SDカードの容量が無くなったり、保存に時間がかかったりと気になることもあると思います。
そういう時は、予備のSDカードや転送速度の速いSDカードを準備しましょう!
SDカードの規格やおすすめのSDカードはこちらで紹介しています。
構図はシンプルにする
スナップ写真は、色んな物が写ってしまうため構図が重要になります。
僕も良くする失敗で「何を撮りたかった写真なのか全く伝わらない」写真を撮ってしまいます。
特に、日の丸構図・三分割構図・額縁構図は簡単に真似ができるのでおすすめです。
スナップ写真は三分割構図が使いやすいです
何か撮る時に適当に撮るのではなく、構図に当てはめて撮ってみると良い写真が撮りやすいです。
どんな構図があるんだろうと興味のある方は、こちらを是非チェックしてみてください。
良いと思ったものは写す
これは文字通り、良いと思ったものは撮っておきましょう。
これには2つ理由があります。
- それが撮れるのは今だけかもしれない
- レタッチで良くなる可能性がある
それが撮れるのは今だけかもしれない
良いなと思う理由には、光の当たり方や色合いなどがあります。
それらは、今だからその光の当たり方や色合いの可能性が高いです。
やっぱりさっきの場所が良かったから撮りに戻っても、同じ写真が撮れるとは限りません。
「何か良いな!」そう思った時にはシャッターを切っておきましょう!
僕も何度も後悔したので、本当に撮っておきましょう…
消すのは簡単ですし!
レタッチで良くなる可能性がある
撮ったその瞬間は、イマイチだと思う写真もたくさんあります。
ですが、家でトリミングして現像すると、イマイチな写真が化ける可能性は大いにあります。
例えばモノクロにしたり、色合いを変えたり、切り取ったり…
この写真も、色が気に入らなかったのでモノクロにレタッチしてみました。
レタッチは後からいくらでも出来るので、とりあえず良いと思ったものは撮っておきましょう!
レタッチを楽しむ
レタッチには賛否両論ありますが、僕は自己満足の世界で写真をしているのでお構いなしです(笑)
何なら、レタッチまでして作品の出来上がりだと思っています。
要らないものは消せばいい、色は変えればいい、サイズも変えればいい!
色んなレタッチをしてみて、あなたらしい写真・作品を作ってみてください!
僕が使っているレタッチソフトはLuminar4というソフトです。
Adobe製品と比べ、買い切りなので初心者の人でも手を出しやすいソフトです!
Luminarの製品レビューはこちら
普段から色々と観察する
スナップ写真は「何か良いなを探す」遊びです。
逆に言うと、「何か良いな」を見つけられないと写真を撮れません。
普段カメラを持っていない時から、何かないかな・これを撮ったら良さそう!と、被写体を探す練習をしましょう。
撮るもの無い〜!って言うのはかなりストレスです…
必死に意識して探す必要はありません。
写真にしたらどんな感じかなと、ふわっとイメージするだけでも練習になりますよ!
まとめ
今回はスナップ写真について紹介してきました。
- どんな写真をスナップ写真と呼ぶのか。
- スナップ写真を撮るためのおすすめのレンズ。
- 作品のようなスナップ写真を撮るコツ。
・スナップ写真は、日常をパッと撮った写真のこと。
ポートレートとの違いは、人を準備したか、そこに居た人を撮ったかどうか。
・おすすめのレンズは、50㎜前後の焦点距離のレンズ。
初心者は撒き餌レンズ、SONYユーザーはSEL55F18Zがおすすめ!
・コツは10の方法を紹介しました!
試しやすいところから、少しずつ挑戦してみてください。
スナップ写真は、気軽に楽しめるので初心者の人にも非常におすすめです!
是非、色んな写真を撮ってみてくださいね
そんじゃまた!
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